売れるネット広告社、AIによる不正注文防止サービスを提供開始
売れるネット広告社グループ株式会社(以下:売れるネット広告社)は2025年1月14日、海外のAIソリューションサービスを日本で販売する株式会社ニュウジア(以下:ニュウジア)と業務提携し、D2C事業者向けAI不正注文防止サービス「売れるD2C AI不正チェッカー」の提供開始を公表した。
不正注文の可能性を自動的に判別
「売れるD2C AI不正チェッカー(以下:同サービス)」は、D2Cで増加する転売目的やポイント目当ての不正やいたずら注文を、AIを活用して出荷前に判別するサービスである。
近年、ネット広告などを通じてランディングページやECサイトから申込まれた注文の中に、転売目的やポイント目当てでの不正注文が増加している。こうした不正注文は、架空の住所や他人情報での申し込み、割引価格などを利用した定期コースの即解約など、巧妙化しつつある状況だ。
同サービスでは、AIエージェントが注文者に電話をかけ、注文内容や購入意図などを確認することで、不正注文の可能性を自動的に判別。日本語はもちろん、世界90か国語に対応しているため、外国人を装う不正者にも対応可能となっている。
※画像元:AIによる不正注文防止サービス「売れるD2C AI不正チェッカー」提供開始のお知らせ(株式会社売れるネット広告社)
D2C業界から「不正注文」を撲滅させる
ニュウジアは、海外の最先端AIソリューションを日本市場に展開するリーディングカンパニーである。今回の業務提携によって、ニュウジアが持つグローバルなAI技術と、売れるネット広告社の「最強の売れるノウハウ®」を組み合わせ、D2C事業者向けに革新的な不正注文防止ソリューションを提供するとした。
現在、D2C事業者は「注文チェックの手間とコスト増加」「出荷後の損失」「マーケティング費用対効果の悪化」といった、不正注文による様々な課題に直面している。
こうした状況に対して同社は「『売れるD2C AI不正チェッカー』でD2C業界から『不正注文(転売屋や悪質な初回ピッカー)』を撲滅させます」とコメントした。