「Yahoo!広告 検索広告」生成AIによる関連キーワード自動提案が可能に

ECのミカタ編集部

Yahoo!広告 検索広告、広告文を生成AIが提案する機能の提供開始

LINEヤフー株式会社(以下:LINEヤフー)は「Yahoo!広告 検索広告」において、生成AIがリンク先URL(※1)を基にキーワード(※2)を提案する機能(以下:本機能)を追加した。
※1:広告をクリックした際に、ユーザーが実際にアクセスするページのURL。
※2:広告を出稿する際に設定するテキストであり、ユーザーがどのような言葉で検索したときに広告を表示させるかを決定するもの。

リンク先の情報をもとに、生成AIが関連キーワードを自動提案

WEB広告では、ユーザーが広告をクリックし、最終的に表示されるページのURLを「最終リンク先URL」として設定する必要がある。

新たに提供が開始される本機能では、広告主が広告管理ツールで最終リンク先URLを入力するだけで、そのウェブサイト情報を基に生成AIが関連キーワードを自動提案する。

広告主は、提案されたキーワードを確認・調整するだけで登録が可能になり、広告運用工数の削減につなげられるだろう。なお、広告主は本機能を無料で利用可能だ。

広告作成の手間や時間を大幅に削減

本機能は、先行して提供している広告のタイトル・説明文を生成AIが提案する機能とあわせて利用することで、広告作成の手間や時間の大幅削減が期待できる(※3)。

なお、対象となるキャンペーンタイプは標準キャンペーンのみであり、生成AIによるキーワード提案は1アカウントにつき1カ月最大30回までとなる。上限に達した場合は、翌月まで利用できないため注意が必要だ。

AI技術の発展によって、今後ますます効率的な広告運用が可能になると期待される。

※3:生成AIが提案するタイトル・説明文は、広告審査の承認を保証するものではない。そのため、広告掲載基準に準拠していない場合や不適切な表現が含まれる場合は、必ず確認・修正が必要。

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