「PLUG」運営のSTRACTがシリーズA 2nd Closeの資金調達を実施 累計調達額は14.1億円に

ECのミカタ編集部

ショッピングアシストアプリ『PLUG』運営のSTRACT、シリーズA 2nd Closeの資金調達を実施。累計調達額は14.1億円に

ショッピングアシストアプリ「PLUG(プラグ)」を提供する株式会社STRACT(以下:STRACT)は2025年2月5日、新規機関投資家及び、複数の個人投資家を引受先とするシリーズA 2nd Closeの第三者割当増資を実施したことを発表。本調達でシリーズAラウンドを完了し、累計調達額は14.1億円になったとした。

累計調達額は14.1億円に

シリーズA 2nd Closeの投資家は以下の通り。

◆新規
▷三菱UFJキャピタル
▷SMBCベンチャーキャピタル

◆既存
▷New Commerce Ventures
▷持田昌幸(Tybourne Capital Management 日本株投資責任者)

本調達によって、シリーズAラウンドを完了し、これまでの累計調達額は14.1億円に。STRACTは、今回の資金調達はサービス成長に向けたインタフェースの研究開発、計算機資源への投資、組織体制強化のための採用、利用者拡大を目指すマーケティングに充て、さらなる価値提供の拡大を図るとしている。

衛星通信インフラへの布石

STRACTが提供する「PLUG」は、提携する1500以上のECサイトで利用できるキャッシュバックやクーポン、ベストプライスを自動で発見・通知するショッピングアシストアプリ。2022年3月の正式リリースから2024年1月末までにアプリダウンロード数は150万を突破し、流通取引総額も大幅な成長を遂げている。

今回の調達について、STRACTの代表取締役社長 伊藤輝氏は以下のようにコメントしている。

「(今回の資金調達は)リリースのメインビジュアルである宇宙、およびPLUGのアイコンであるロケットに想いを込めている、衛星通信インフラへの布石でもあります。10年以内に2000億円を資金調達するというSTRACTの計画に向けてより一層突き進んでまいります」

「PLUG」サービスのさらなる進化、そして次なる目標に向けた今後の動きに注目したい。


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