ecforce、「ecforce cdp」を提供開始 EC・店舗の顧客データ基盤を構築
株式会社SUPER STUDIO(以下、SUPER STUDIO)は2025年2月28日、EC・店舗の顧客データ基盤の構築を可能にする「ecforce cdp」の提供を開始した。
最適なCRM施策で顧客体験を最大化
「ecforce cdp(以下、本サービス)」は、既に提供を開始しているecforce maやecforce biを併せて活用することで、データの統合管理から分析、活用まで一貫したサポートが実現する。
社内外に存在する様々なデータを統合・可視化することで、データの利活用を促進。統合したデータを基に顧客を分析し、最適なCRM施策を行うことで顧客体験の最大化を実現させる。
専門知識がなくても使える、シンプルで直感的な設計を採用することで、データアナリストなどの専門人材がいなくとも簡単に利用可能。SUPER STUDIOは本サービスによって、コマース事業者のマーケティング活動をはじめとしたビジネス全体を最適化し、高度化することのできる環境をワンストップで構築するとした。
なお、ecforce cdp・ecforce bi・ecforce maの3つのデータソリューションについては、カートシステムとしてecforceを導入する事業者以外も利用可能である。
◆ecforce cdpの管理画面
※画像元:統合コマースプラットフォーム「ecforce」、EC・店舗の顧客データ基盤「ecforce cdp」を提供開始(株式会社SUPER STUDIO)
データ管理から分析までワンストップで実行可能に
SUPER STUDIOは近年、消費者のニーズや行動パターンの多様化により、その変化に柔軟に対応すべく、コマース領域の企業のDXが加速していると指摘。特にコマースDXの要となるデータ活用においては、事業者が保有するあらゆる顧客データを統合管理・分析・活用することで、売上の向上や顧客体験の最大化を図っていると続けた。
一方、多くの事業者がツール導入に長期間・高コストのプロジェクトを要しているものの、「複数の販売チャネルで取得したデータの統合ができていない」「ツールが煩雑で使いこなせていない」「見たいデータが見られない」など、依然として多くの課題を抱えているという。
同社では、統合コマースプラットフォーム「ecforce」としてコマース事業者のビジネス全体の最適化を目指し、様々なプロダクトを提供してきた。直近では、コマースDXに欠かせないデータ活用にまつわるプロダクトに注力し、2023年3月には顧客ごとに最適化されたCRM施策が可能なMAツール「ecforce ma」、2024年4月にはデータの可視化・分析を行うダッシュボードツール「ecforce bi」をローンチし、コマース事業者がデータの可視化・分析からCRM施策の実行までを一貫して行える環境を提供している。
すでに提供を開始している2サービスと合わせて活用することで、データの統合管理から分析、活用までをワンストップで実行可能となった。データ管理に課題を抱く事業者は利用を検討してみてはいかがだろうか。
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