StoreHero、チャネル横断レコメンド機能をリリース
株式会社StoreHeroは、同社で提供するShopifyマーチャントの成長を加速させるグロースプラットフォー「StoreHero」に新たな「チャネル横断レコメンド機能」をリリースした。
売上最大化と効率的な運用の確立を目指す
今回発表された「チャネル横断レコメンド機能(以下、本機能)」は、広告レコメンド、CRMレコメンド、サイト内レコメンドの3本柱で、在庫状況や顧客属性に合わせたきめ細かな商品提案を実現するもの。StoreHeroでは、ECサイト運用のみならず、広告・メール・LINEなど各チャネルでの施策精度が向上し、売上最大化と効率的な運用の確立を目指すとしている。
本機能の主な特徴については、以下のように説明されている。
◆広告レコメンド
直近の人気商品、在庫残日数が長い商品、デザイン別の人気商品、レビュー数の多い商品など、複数のロジックで広告用カタログを自動生成し、Google広告、Meta広告で効果最大化を実現。
◆CRMレコメンド
KlaviyoなどのShopifyアプリと連携し、メールやLINEで購入履歴や属性データに基づいたパーソナライズ配信を実施。リピート購入の促進により、顧客のLTV向上を目指す。
◆サイト内レコメンド
ECサイト上で、同時に購入・検討されるケースが多い商品を自動抽出。「同じ色」「同じ柄」「セット割引対象商品」など、より踏み込んだレコメンドが可能に。
導入事例ではROAS、売上、リピート率が向上
同社は本機能の導入事例として、以下2つを紹介している。
◆アパレルブランドA
性別・年齢ごとに人気商品が異なるアパレルブランドで、GoogleのP-maxキャンペーンにおいて、各顧客属性に応じたリスティンググループを作成。従来の全商品まとめ運用と比較してROAS(広告費用対効果)および売上が大幅に向上。
◆アパレルブランドB
初回購入後の顧客属性と購入商品の組み合わせに応じた数多くのレコメンドメールをKlaviyoと連携して自動送信。結果として、初回購入から2回目購入までのリピート率が大幅に改善。
StoreHeroは、独自のShopify特化グロースプラットフォームを活用したグロース運用を行っている。新たな「チャネル横断レコメンド機能」が、導入事業者にとって、広告運用やCRMなど多角的なアプローチによる顧客獲得と売上拡大につながることを期待したい。
※画像出典:「StoreHero」公式サイト