楽天ラクマとFROM JAPAN、越境取引で人気のファッションブランドランキングを発表
楽天グループ株式会社(以下、楽天)が運営する「楽天ラクマ」と、株式会社FROM JAPANが運営する越境ECサイト「FROM JAPAN」は2025年4月3日、越境取引における国・地域別ファッションブランドの人気ランキングの2024年版を発表した。これは「FROM JAPAN」において、1年間「楽天ラクマ」を通じて取引されたファッションブランド品の実績に基づき、特に取引数の多い10の国・地域ごとにランキング形式で集計したもので、昨年に続き2回目の調査となる。
調査概要
◆調査エリア: アメリカ・イギリス・オーストラリア・オランダ・カナダ・シンガポール・ドイツ・フランス・香港・マレーシアの計10の国と地域(五十音順)
◆調査対象者: 「FROM JAPAN」から「楽天ラクマ」の商品を購入した海外ユーザー
◆調査期間: 2024年1月1日〜12月31日
◆調査実施機関: 「楽天ラクマ」「FROM JAPAN」
◆出典:越境取引における国・地域別ファッションブランドの人気ランキング2024年版を発表(楽天グループ株式会社)
最も取引件数の多かった国はアメリカ
「FROM JAPAN」と「楽天ラクマ」が発表した、2024年1年間の越境取引における国・地域別のファッションブランドの人気ランキングは以下の図表の通り。青色で表示されているブランドは、日本のブランド。
アメリカは、2023年に引き続き2024年も本調査において最も取引件数の多い国となった。1位は「LOUIS VUITTON」、2位が「CHANEL」、3位が「GUCCI」と、2023年に引き続きラグジュアリーブランドが人気。「FROM JAPAN」は「日本で出品されているラグジュアリーブランドのリユース品は、保存状態の良さや為替の影響により、需要が高い状況にある]
と考察している。
香港では、1位が「Supreme」、2位が「Nike」とアメリカ発祥のブランドが上位2ブランドを占めた。「FROM JAPAN」によれば、香港は利用者の約70%が男性で、ストリート系やスポーツ系ファッションが人気があるという。
「SEIKO」が6カ国でランクイン
イギリスでは、1位と2位が日本のブランドで「COMME des GARCONS」と「YOHJI YAMAMOTO」。3位は「Nike」、4位も日本のブランド「ISSEY MIYAKE」となった。
シンガポールでも1位「SEIKO」、2位「HUMAN MADE」と日本のブランドがランクイン。カナダでは、1位は2年連続で「LOUIS VUITTON」だが、2位「SEIKO」、3位「YOHJI YAMAMOTO」、5位に「COMME des GARCONS」と日本ブランドがランクインした。
「FROM JAPAN」は「イギリスでは日本のファッション文化が支持されていると考えられる」「(シンガポールのランキングに関して)近年、「SEIKO」の中で最もハイエンドなラインである『グランドセイコー』が特に海外の時計コレクターの間で注目を集めている。精密な製造技術と美しいデザインが評価され、ヴィンテージ市場でも需要が増加している」とコメントしている。
ラグジュアリーブランドのリユース品の需要高まる
今回の調査では、「FROM JAPAN」の海外購入代行サービスを通じた「楽天ラクマ」の越境取引において、20~30代の購入者を中心にラグジュアリーブランドのリユース品の需要が高まっていることがわかった。発表によれば、2023年に実施した同調査と比較すると、その人気は一層高まっている傾向があるという。
一方、海外のラグジュアリーブランドに並んで、日本の「SEIKO」が6カ国でランクイン。「SEIKO」は高い品質・技術による信頼と、数千円台から買えるカジュアルモデルからハイエンドな「グランドセイコー」まで展開する多様なラインアップにより、各国で愛され、人気が高まっている。
国・地域によって異なる、ファッションブランド商材に関するニーズを明らかにした今回の調査。出品する事業者側としても、こうした傾向を加味して販売する商品の検討、選定を進めてみてはいかがだろうか。