ECでの「衝動買い」に最も影響を与える機能・サービスは? アスマーク調査
株式会社アスマーク(以下、アスマーク)は2025年4月2日、「総合ECサイトの衝動買いに関するアンケート調査」の結果を公開した。
調査概要
◆調査名:総合ECサイトの衝動買いに関するアンケート調査
◆対象者:全国の20代〜50代の男女(過去1年以内に総合ECサイトで買い物をしている人/ECサイトで衝動買いしたことがある人)
◆サンプルサイズ:800サンプル
◆割付:性年代で均等回収
◆調査期間:3月14日~3月18日
◆調査方法:Webアンケート
◆調査機関:株式会社アスマーク
◆出典:総合ECサイトの衝動買いに関するアンケート調査(株式会社アスマーク)
総合ECサイトで衝動買いする商品カテゴリに男女の差
「総合ECサイトで衝動買いした商品カテゴリをすべてお知らせください(複数選択可)」と質問したところ、男性の1位は「食品・飲料」、女性の1位は「ファッション(服・靴・バッグなど)」と、性別によって衝動買いする対象に傾向の違いが見られた。
特に、女性の50%以上が「美容・コスメ」や「ファッション」の商品を衝動買いした経験があることが明らかに。性年代別でみると、「食品・飲料」「日用品・消耗品」は年代に比例して数値が高まる傾向があり、「食品・飲料」では女性20代と50代とで最大23ptの差があった。
「家電・ガジェット」は性別による差が顕著で、全年代で男性の購入率が女性の約2倍に。また、「ゲーム・ホビー・おもちゃ」は男性30代〜40代で特に購入率が高かった。
▼衝動買いしたことのある商品カテゴリ
費用面でのアプローチが衝動買いの後押しに
「衝動買いの際に、影響を受けるものとして当てはまるものをすべてお知らせください。また、中でも最も購入の後押しとなるものとして、当てはまるものをひとつお知らせください」と質問したところ、全体の6割以上が「セールやクーポンがあったため」と回答。
年代が上がるほど増加傾向にあり、特に女性40代〜50代の割合が際立っている。対して、20代の数値は低く、特に男性20代は唯一、5割を下回る結果となった。
▼衝動買いに影響を与えるサイト機能やサービス
「セールやクーポン」に次いで、「〇〇円以上で送料無料」だったので追加で購入した」「買い物かごに入れておいた商品が、セール・クーポン適用された」が続く。
アスマークはこの結果について「費用面でのアプローチが衝動買いの後押しとなっていることが読み取れる」と考察している。
▼最も衝動買いの後押しとなるサイト機能やサービス
「SNSの投稿・広告」「動画コンテンツ」が影響
「あなたが、総合ECサイトで衝動買いをしたとき、購買意欲に影響を与えたものは何ですか。また、最も影響を与えたものをひとつお知らせください」と質問したところ、「SNSの投稿・広告(Instagram・X・TikTokなど)」「動画コンテンツ(YouTube・動画配信サービスなど)」の影響力が高いことが明らかとなった。
中でも、最も影響を受けた要因を性年代別で見ると、「SNSの投稿・広告(Instagram・X・TikTokなど)」は女性20代、30代に大きな影響を与えている。対して、「動画コンテンツ(YouTube・動画配信サービスなど)」は男子20代、30代の数値が突出しており、性年代別で傾向が大きく異なる結果となった。
アスマークが「マーケティング戦略やサイト運営において重要な要素となっている」と位置付ける、総合ECサイトにおける「衝動買い」。事業者としては本調査に表れた傾向も参考に、売上拡大に向けた施策を検討してほしい。