楽天ほか参画の「SOSチャレンジ」スタート 買い物金額の1%が寄付されるキャンペーンも開催
社名やロゴ、キャラクターに「生きもの」を掲げる企業や、活動に賛同する企業16社が共同で組織するSAVE OUR SYMBOLS CHALLENGE事務局は、2025年5月1日、生きものや自然環境の保全に取り組むプロジェクト「SAVE OUR SYMBOLS CHALLENGE(以下、SOSチャレンジ)」を立ち上げた。
あわせて、同プロジェクトに参画する楽天グループ株式会社(以下、楽天)では、楽天市場に特設ページ「SAVE OUR SYMBOLS CHALLENGE supported by Rakuten」を開設。5月31日までとなるキャンペーンがスタートしている。
16社が参加する「SAVE OUR SYMBOLS CHALLENGE」
「SOSチャレンジ」は、普段、動物をモチーフやキャラクターにした商品は好きで購入する人が多くいる一方で野生動物への興味が薄く、その保全活動への関心度も低い現状を解決することを目的に、生きものや自然を社名やロゴに掲げる企業が一つになって生活者の興味や参加を促し、自然環境や生物多様性の保全に取り組むプロジェクトだ。
◆「SAVE OUR SYMBOLS CHALLENGE」プロジェクト概要
▷目的:教育・啓発等による生きものや自然環境の保全に関する興味喚起やアクションの促進
▷開催期間:2025年5月1日~開催。教育プログラムは9月以降の開催を計画
▷実施内容
【1】全国の小中学校に向けた「探究学習プログラム」
【2】寄付連動型のお買い物キャンペーン
【3】メディアと連携したコンテンツ配信
動物園・水族館と連携した「探究学習プログラム」
2025年9月以降の展開が予定されている「探究学習プログラム」は、「生きものの生態や命のつながりを知り、自然環境を守るためにできることを皆で考える」ことを目的にしたもので、監修はよこはま動物園ズーラシア園長・(公社)日本動物園水族館協会会長の村田浩一氏。ゼブラ株式会社、サラヤ株式会社がパートナー企業となる。
楽天市場に特設キャンペーンページ
「SOSチャレンジ」に参画する楽天は、楽天市場に特設キャンペーンページ「SAVE OUR SYMBOLS CHALLENGE supported by Rakuten」を開設。同ページではプロジェクト参画企業が販売する商品を紹介し、対象商品購入時に使えるクーポンを配布。また、ユーザーが対象商品を購入すると、生きものや自然環境を守る活動へ商品の購入金額の1%分が寄付される仕組みを設けている。
◆「SAVE OUR SYMBOLS CHALLENGE supported by Rakuten」概要
▷開催日時: 2025年5月1日10:00~5月31日9:59
▷内容
・プロジェクト参画企業(※1)が販売する対象商品購入時に利用できるクーポンを進呈
・環境や生態系保全の活動を行う団体・組織へ購入金額の1%分をドネーションプラットフォーム「OSUSO」(おすそ)を通じて寄付
※1:シャークニンジャ合同会社、ネスレ日本株式会社、マース ジャパン リミテッド、ライオン株式会社、アイロボットジャパン合同会社、日本ヒルズ・コルゲート株式会社、小米技術日本株式会社、サントリー株式会社ほか3社(順不同)
社会貢献につながる取り組みを継続
楽天グループ株式会社の担当者は、同プロジェクトに賛同した経緯を「楽天は『イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする』ことをミッションに掲げ、これまでもさままざまな事業活動を通じて社会課題の解決に取り組んでおり、今回もそのミッションと合致していることから参画させていただきました」と説明。
また寄付連動のキャンペーンについては、「楽天市場ではこれまでもさまざまなチャリティー企画を展開し、ユーザーにも各企画の趣旨に賛同いただきながら、社会貢献活動に取り組んできた」としたうえで、今回も「特集ページなどを通じて企画の意義や内容を発信し、ユーザーの理解を促進しており、今後も社会貢献につながる取り組みを継続していきたいと考えています」とコメントしている。
なお寄付先は、購入者が「応援したい活動」から選ぶことができる(寄付先や特典内容などの詳細はキャンペーンページで公開中)。
生きものや自然環境の保全を目指して、業種を超えてスタートした「SAVE OUR SYMBOLS CHALLENGE」プロジェクトの、今後の展開に注目したい。
●参考:「SAVE OUR SYMBOLS CHALLENGE」特設サイト
●参考:「SAVE OUR SYMBOLS CHALLENGE supported by Rakuten」特設キャンペーンページ