「売れるD2Cつくーる」と「楽楽リピート」が本格連携 包括的支援体制を構築
売れるネット広告社グループ株式会社は2025年6月13日、株式会社ネットショップ支援室との間で戦略的業務提携を締結し、それぞれの主力クラウドサービスである「売れるD2Cつくーる」と「楽楽リピート」の連携を本格始動することを発表した。
期待される6つのシナジー
両社は本提携によって、保有するクラウドサービス(SaaS)およびマーケティング支援力を融合し、D2C事業者向けにLTV最大化・収益性向上を実現する包括的支援体制を構築する。
売れるネット広告社グループによると、今回の提携によって、以下のようなシナジーが期待されている。
◆「売れるD2Cつくーる」と「楽楽リピート」の連携強化による機能最適化と実装スピードの大幅向上
◆両社のクライアントに対するクロスセル展開によるクラウドサービス(SaaS)事業収益の拡大
◆LP制作からCRM活用、定期購入までを一気通貫で支援するD2Cモデルの提供
◆共同セミナーや営業活動によるリード創出数の拡大および新規受注率の飛躍的向上
◆既存ユーザーに対するLTV最大化支援のアップセル展開
◆当社クラウドサービス(SaaS)のARR(年間経常収益)成長加速と収益構造の安定化
「三位一体」の成果をワンストップで提供可能な体制を構築
売れるネット広告社グループはD2C市場について、「国内外問わず拡大の一途をたどっており、単品通販・定期購入モデルにおけるLTV最大化と広告ROI向上は、すべてのD2C事業者にとって喫緊の経営課題です」と指摘する。
そのうえで、今回の業務提携の目的を、同社の提供する「売れるノウハウ」と、ネットショップ支援室が提供する「売れる仕組み」を高度に融合し、「購入率の最大化(CVR向上)」「継続率の最適化(リピート率・解約率改善)」「オペレーションの効率化と業務負荷軽減」という三位一体の成果を、ワンストップで提供可能な体制を構築することと説明している。
今後は、両社の連携を基盤に、海外市場への展開やAIによる広告・CRM最適化技術の導入など、さらなる革新的取り組みを積極的に推進し、“EC×クラウドサービス(SaaS)×AI”の次世代D2Cモデルの確立を目指していく方針だ。