日本郵便、「ゆうID」「ゆうゆうポイント」サービスを日本郵政に事業移管 7月1日から

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ECのミカタ編集部

「ゆうID」および「ゆうゆうポイント」サービスの日本郵政への事業移管

日本郵政株式会社(以下、日本郵政)および日本郵便株式会社(以下、日本郵便)は2025年7月1日より、日本郵便が提供している「ゆうID」および「ゆうゆうポイント」サービスを、グループ持株会社である日本郵政に事業移管する。

グループ各社の連携による利便性向上を目指す

両社の発表によれば、日本郵政グループは、グループ一体でのサービス連携による価値創出および顧客体験価値の向上のため、これまでにもさまざまな取り組みを行ってきた。

2024年5月には、日本郵便のサービスを提供するために2013年に誕生した「ゆうびんID」を、グループのサービス連携を進める軸とするために「ゆうID」へ名称変更。また同年11月にはグループ独自のポイントサービス「ゆうゆうポイント」を開始していた。

今回、グループ各社の連携によるさらなる利便性向上を目的に、「ゆうID」および「ゆうゆうポイント」のサービス提供主体をグループ持株会社である日本郵政に変更する。

◆移管日
▷2025年7月1日

2025年6月30日〜7月1日にメンテナンス実施

今回の変更にあたり、2025年6月30日22:00~7月1日6:00(予定)の間、「ゆうID」等のシステムメンテナンスが実施されることもアナウンスされている。システムメンテナンス中は、以下の郵便サービスの一部機能、または全機能が利用できないため、あらかじめ確認しておきたい。

◆システムメンテナンス対象サービス

※画像元:「ゆうID」および「ゆうゆうポイント」の利用規約等改定ならびに 「ゆうID」等のシステムメンテナンスに関するお知らせ(日本郵政株式会社、日本郵便株式会社)

両社は今後について、「日本郵政をサービス提供主体とすることにより、グループ各社のサービスをさらに便利で快適に体験いただけるようサービスの拡大・拡充を行い、お客さまへの提供価値をさらに高めてまいります」としている。今回の変更が、利用者の利便性向上につながることを期待したい。

※画像元:「ゆうID」および「ゆうゆうポイント」サービスの日本郵政への事業移管(日本郵政株式会社、日本郵便株式会社)