SHOPLISTがサービスコンセプトとロゴを刷新 ブランド再構築・グローバル戦略を強化
SHOPLIST株式会社は、2025年1月にクルーズ株式会社が保有する全株式を株式会社Mediquitousに譲渡する基本合意書(MOU)を締結し、2月に株式譲渡を完了。これに伴い、7月1日付でキム・ヤンス氏が新たな代表取締役社長に就任し、サービスコンセプトとロゴデザインの全面刷新を通じて、ブランド再構築およびグローバル戦略の強化を図ること発表した。
年間取扱高300億円以上の達成を目指す
同社が運営するファッションEC「Shoplist」は、2012年7月に日本でサービスを開始したファッション通販サイト。レディース・メンズ・キッズファッションに加え、ビューティー、ライフスタイル雑貨など、多彩なカテゴリーの商品をワンストップで提供しており、年間流通総額は約200億円に達する。
今後は、従来の日本国内向けローカル志向から脱却し、K-ビューティーやK-ファッションを中心とした韓国コンテンツカテゴリーを拡充していき、Mediquitousが運営するファッションプラットフォーム「NUGU」との戦略的シナジーを通じて、年間取扱高300億円以上の達成を目指すとした。
サービスコンセプトとブランドアイデンティティを刷新
「Shoplist」は2025年7月にサービス開始13周年を迎えるにあたり、サービスコンセプトとブランドアイデンティティを刷新。以下の「4つの約束」をサービス理念として掲げている。
◆信頼:最も安全で信頼されるサービス
◆新鮮さ:新しく革新的な通販体験の提供
◆利便性:最も便利で使いやすい通販サイト
◆社会的責任:社会課題の解決への能動的な貢献
また、新しいロゴでは、日本の伝統色である「紺青(ネイビーブルー)」と、創造性や暖かさを感じさせるオレンジを組み合わせ、サービスの理念を視覚的に表現している。
※画像元:SHOPLIST株式会社の新代表取締役に元eBayJapan専務のキム・ヤンス氏が就任しサービスおよびブランドを全面刷新(SHOPLIST株式会社)
新たに代表取締役に就任したキム・ヤンス氏は、eBay Japan(現Qoo10 Japan)にて専務執行役員を務め、Gmarket、Qoo10、eBay Japanのファッションおよびビューティ領域の事業を統括してきた実績を持つ。新しいリーダーのもとで刷新を図る「Shoplist」の今後の展開に注目したい。