三陽商会とNTTデータがコラボ「SANYOオムニチャネル基盤」の構築を開始

ECのミカタ編集部

「SANYOオムニチャネル基盤システム」の構築開始、8月より段階的に始動
アパレル業界として初めてNTTデータが提供する「BizXaaSⓇオムニチャネル」採用
リアル店舗とEC店舗の顧客、商品、在庫、注文情報の一元管理を実現

三陽商会、NTTデータと次世代型ECの実現へ

株式会社三陽商会(以下、三陽商会)と株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、三陽商会が目指す次世代型ECの実現に向け、「SANYOオムニチャネル基盤システム」の構築を開始。2015年8月より段階的な稼働を行っていくと3月13日に発表した。
「SANYOオムニチャネル基盤システム」は、同一の基盤上で複数のEC店舗の運営や、店頭在庫も含めた在庫の販売、情報共有等を行えるようにするなど、リアル店舗とEC店舗の融合を目的とした三陽商会が推進するECのための次世代型システム。アパレル業界として初めてNTTデータが提供する「BizXaaSⓇ(ビズエクサース)オムニチャネル」を採用することで、自社店舗・ECサイトだけでなく、他社のECサイト等へ同じ情報を提供することが可能となり、ECチャネルが簡単に拡がるオムニチャネル基盤を実現する。
また、NTTデータは、「SANYOオムニチャネル基盤システム」の構築に加え、稼動後のシステム保守・運用サービスを受託。システム稼動後も継続的に三陽商会の事業を最大化するための施策をIT面でサポートしていくとのこと。

SANYO iStoreで培われてきた両社の連携実績を次のビジョンへ

NTTデータは、昨今のオムニチャネルシステム構築のニーズに対応するべく、2014年4月より、顧客、商品、在庫、注文情報の一元管理を実現する「BizXaaSオムニチャネル」の提供を開始し、システムを構築していく過程で顧客からの意見・要望などの情報を蓄積してきた。三陽商会は、今後の事業スピードにあわせた拡張性を可能とする、この「BizXaaSオムニチャネル」を高く評価し、今回の「SANYOオムニチャネル基盤システム」の構築への着手となった。
両社はこれまでもECサイト「SANYO iStore」において、BtoB倉庫連携や店舗取り寄せサービスを開始し、リアルとデジタルの融合を共同で推進してきた。その経験と実績が、両社が描くビジョン実現に活かされることになる。


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