【体験してみた】24万件突破の「LINE@」アカウントをECのミカタWEB編集部で作成!

24万件突破の「LINE@」アカウント

LINE株式会社(以下、LINE)は、同社が運営する無料通話、無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」において、個人法人問わずコミュニケーションやビジネス用途で月額無料で利用できる公開型アカウント「LINE@」の提供開始から一ヶ月間の国内アカウント開設実績を公開した。
「LINE@」は、実店舗を持つ法人及び、メディアや行政など限定的なユーザー用のビジネスアカウントとして2012年にサービス公開。2015年2月12日に、月額無料かつ様々な用途で利用できる公開型アカウントとして、実店舗を持たない法人や個人などへも対象を拡大した。

オープン化により、従来サービス対象外であったEC事業者やブロガーなど、個人アカウントの開設が急増し、3月12日までの1ヶ月で新規国内「LINE@」アカウント開設は10万件を突破。オープン化前のアカウントも含めた国内累計アカウント開設数は24万件を突破した。

この数字を見て、ECのミカタWEB編集部が何もしないわけはない。そこで本日は、LINEのプレスリリースに便乗して「LINE@」のアカウントを作成してみることにした。

「LINE@」検索

「LINE@」検索

iPhoneからアプリ検索。「LINE」で検索したところ、2,162件のアプリがヒットした。つくづくLINE関連アプリの豊富さを実感、色々チェックしていると関係ないゲームアプリまで入手しそうになるので、取り急ぎ検索ワードを「LINE@」に変更しお目当てのものを発見。

LINE IDでログイン

LINE IDでログイン

今更ながら、一色のシンプルなデザインなのに最先端さを感じるこのロゴデザイン。イイ仕事だなぁと思いつつLINE IDでログインしていく。

利用規約&ガイドラインを熟読

利用規約&ガイドラインを熟読

利用規約とガイドラインをしっかりと読み、同意してから先に進む。

ログインできたら新規アカウントを作成

ログインできたら新規アカウントを作成

年齢確認などのフローを経て、LINE IDでのアカウント作成の準備が整う。……関係ない話だが、今や当たり前に行っているが、十年くらい前のガラケー時代と比較するとこの手の年令確認など非常に高精度になったものだと改めて実感した。

プロフィール入力

プロフィール入力

必須項目を埋め、プロフィールを作成していく。個人の利用が可能になっただけあって幅広く選ぶことができる。フリーランスで活動しているクリエイターは「LINE@」の活用で仕事の幅が増えることは確実だ。

「LINE@」ビジネスアカウント開設

「LINE@」ビジネスアカウント開設

たったこれだけの手順で御覧のようにアカウントの開設が完了!
新規ホヤホヤのアカウントのため、実際の横連携などは試すことができないが、24万件を突破したという国内アカウントの総数を考えると、電話やメールに代わる顧客や取引先との連絡ツールとして気軽に利用できそうだ。むしろ、より気軽な連絡手段としてこまめにやりとりができ、仕事の質も上がるかもしれない。
EC事業者にとっても、自社の「LINE@」アカウントを持つことでお問い合わせフォームに代わる密なコミュニケーションツールとして問い合わせ窓口にできるだろう。事実LINEの発表資料によれば、「LINE@」を問い合わせ窓口にして運用開始したショップは、1:1トーク(友だちとの個別トーク)経由で多くの問い合わせがあり、成約に至ったという事例もある。また、「LINE@」で限定キャンペーンのメッセージを配信したスイーツ販売EC事業者は、該当アカウントを友だち登録しているユーザーの68%が記載URLからキャンペーンページに偏移し、開設数週間のアカウントによる一度の配信で、従来のメルマガキャンペーンと同等の売上を記録したなどの事例もある。
すでに「LINE@」ならではの機能を利用した新しいコミュニケーションツールとして活用され始めているようだ。

総評

詳しく使用するまでは、LINEアカウントとの違いがあまり理解できずにいたものの、実際に「LINE@」アカウントを作成してみることで違いに触れることができた。EC事業者はもちろん、フリーランサーのクリエイターもプライベートはLINEアカウント、ビジネスで「LINE@」アカウントという使い分けで広報活動に利用したりできるだろう。
LINEを通じたマーケティングやコミュニケーションの新たなチャネルとして、「LINE@」の活用は今後多様化していきそうだ。