「タオバオ 11.11」が今年も開催 20の国・地域へも本格展開

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ECのミカタ編集部

世界最大のショッピングフェス「タオバオ 11.11」がまもなく開催

アリババグループ傘下のECプラットフォーム「タオバオ」は、ショッピングイベント「タオバオ 11.11 グローバルショッピングフェスティバル」を、20の国と地域で展開することを発表した。

国際市場へ展開し、20市場での開催が決定

2009年11月11日にスタートした「11.11ショッピングフェスティバル」は、中国での成功を受けて大規模なショッピングイベントへと発展している。

2025年は国際市場へも本格展開し、香港・台湾・マカオ・シンガポール・日本・マレーシア・タイ・オーストラリアなど20市場での開催が決定。中国語・英語・マレー語・タイ語・ロシア語の5言語に対応し、各市場に合わせた限定プロモーションや特別オファーが予定されている。

「タオバオ 11.11」プロモーション内容

タオバオはプロモーション内容として、以下の内容を公表している。

◆新規ユーザー限定「¥1(RMB)オファー」
▷16市場では、新規顧客が初回注文時に対象商品一部を「¥1(RMB)」で購入可能。

◆タオバオ・ワンダーランド今年新登場
シンガポール、マレーシア、タイ、カンボジア、オーストラリアで開始。タイ語・マレー語・英語に対応し、毎日「ゴールドビーンズ」を集めて最大50%オフの割引と交換可能。

◆送料無料条件の緩和
12市場で送料無料の条件を緩和し、より幅広く、商品を購入できるようにする。「11.11」フェス期間中は香港・マカオのユーザーには、購入金額にかかわらず送料無料の特別サービスを提供。

◆高額送料クーポンの配布
シンガポール、マレーシア、台湾、オーストラリアでは、毎日数量限定で高額送料クーポンを配布。

◆現地向けアフィリエイトプログラム
各市場の現地パートナーや個人にアフィリエイトプログラムへの参加機会を提供。対象商品の売上に応じ最大30%のコミッションが受け取れる。

各国・地域の開催期間は10月初旬に発表予定

タオバオは世界各地でサービスを拡大しており、最近では中央アジア5市場、南アフリカ、アラブ首長国連邦にも進出。現在200以上の国・地域でサービスを展開しており、2025年4月1日~8月25日までの5カ月間でタオバオの海外ユーザー数は倍増、新規国際ユーザーは 200%を超える成長を記録しているという。

今年の「11.11 グローバルショッピングフェスティバル」は、20の国・地域でローカライズされた内容で実施される。各国・地域での開催期間は10月初旬に発表予定とのこと。引き続き今後の動向を追っていきたい。