エアークローゼットとビッグカメラが連携 「お試し消費」を拡大する実証実験を開始
株式会社エアークローゼットは2025年11月6日、家電等のレンタルサービス「airCloset Mall(エアクロモール)」において、株式会社ビックカメラと連携し「お試し消費」を拡大する実証実験を開始した。
“納得して選ぶ”消費行動を支援
本取り組みではエアークローゼットとビックカメラが協働し、全国直営42店舗および公式オンラインストア「ビックカメラ・ドットコム」にて、購入を検討する顧客へ商品を自宅で一定期間“試してから購入できる”体験を提供。
これにより「レンタル(試す)して購入する」という新たな消費体験を増やし、生活者の“納得して選ぶ”消費行動を支援する。
◆実証実験概要
▷実施時期:2025年11月6日~2026年4月30日
▷実施場所:ビックカメラ全国直営42店舗、インターネット総合通販サイト「ビックカメラ・ドットコム」
▷実施内容:ビックカメラの店頭・ECで購入検討中の顧客へ「airCloset Mall」を案内。オンラインでレンタルを申し込み、自宅でお試し。納得すれば購入、購入に至らない場合は返却可能な「試して買う」体験を提供する。
▷対象商品:美容家電・掃除家電・生活家電など400点以上
購入を迷っていた層への柔軟なアプローチを実現
エアークローゼットは本実証実験について、次のようにコメントしている。
「小売事業者様にとっては、お試し体験を起点とした新しい購買体験の提案により、購入を迷っていた層への柔軟なアプローチを実現し、ユーザーへの価値提供を向上させるといったメリットがあります。一方、『airCloset Mall』としては、生活者と小売をつなぐプラットフォーマーの役割を果たすことで、新しい購買体験の提供や『試して買う』の認知拡大を推進します」

近年、生活者の購買行動では「納得してから購入したい」「購入前に試してみたい」というニーズが高まっている。購入後のミスマッチや廃棄を減らすことで、持続可能な消費行動の促進も期待される。
エアークローゼットは今後もさまざまなパートナーと連携し、生活者が“試して買う”を日常的に体験できる環境の拡大に取り組む方針を示す。本実証実験の動向に注目が集まる。


