(株)ロックオン、広告効果測定アドエビスで「クロスデバイス分析」を可能に

「クロスデバイス分析」で、デバイスを跨いだユーザー行動を可視化

株式会社ロックオンは、インターネット広告効果測定システム「アドエビス」の機能をバージョンアップし、デバイスを跨いだユーザー行動を可視化する「クロスデバイス分析」を可能にしたことを3月24日に発表した。
「アドエビス」は、企業と消費者のコミュニケーションの最適化を目的に「広告効果測定」・「ランディングページの最適化」・「SEO分析」・「アクセス解析」の4つのサービスで、インターネット広告はもちろんのこと、検索エンジンからの自然検索や、ソーシャルネットワークサービスからの流入までも計測する国内No.1(株式会社シードプランニング調べ)の広告効果測定システム。(株)ロックオンは、複数デバイスの利用率が拡大してきたことを背景に、コンバージョンしたユーザー情報を分析できる「アドエビス」の「コンバージョン属性情報」を、デバイスを跨いで発生したコンバージョンも同一ユーザーとして計測、可視化する「クロスデバイス分析」にバージョンアップした。

これにより、単にデバイスごとにコンバージョンに繋がった効果を計測するのではなく、より正しい効果測定が実現される。

会員番号で計測することで、コンバージョンをより緻密に計測

(株)ロックオンによれば、昼間スマートフォンで「ダイエット」などのキーワードを検索してお試し商品購入後、夜に自宅のPCで「商品名」を検索し本商品購入を行うなど、デバイスを跨いでコンバージョンするという導線が増加傾向にあり、これまでの効果計測では、デバイス毎のコンバージョンは分かるが、別のユーザーとして扱われるため、正しい効果測定ができているとは言えないとのこと。「クロスデバイス分析」では、デバイスとサイトの会員番号でコンバージョンを計測。スマートフォンからPCに移っての商品購入も同一ユーザーであれば、コンバージョン数はひとつとカウントする。

インターネット広告などの費用対効果を把握するために重要な指標となる数値に対し、こうした正しい効果測定が可能となることで、EC事業者の広告費は、よりスリムアップ化されていくだろう。