JAF運営「e-JAF Shop」のリアル店舗を開店、O2Oへの取り組みを開始
サイトの商品がリアル店舗で買える、JAFの「e-JAF STATION ASHIYA」4/5開店
JAF(一般社団法人・日本自動車連盟)は、運営する通販サイト「e-JAF Shop」で販売する商品を取り扱うリアル店舗を開店し、O2Oへの取り組みを開始すると3月25日に発表した。
取り組みの一環としてJAFは、兵庫県芦屋市に第1号店となる「e-JAF STATION ASHIYA」を2015年4月5日にオープン。JAF会員に対して5~10%の割引価格で商品を販売するほか、芦屋店限定商品も用意。JAFは、「会員をはじめ、多くの方に気軽に立ち寄っていただき、観光資源の紹介や名産品等のPRを行うことで、会員満足度向上と地域観光振興および地方創生へ協力していきたい」としている。
リアル店舗で見つけてネットで購入。その反対にネットで見つけてリアル店舗で購入する。こうしたオンラインとオフラインの共存は、消費者ニーズとして今後も求められていくもの。ウェブ上のECサイトを充実させるだけでなく、リアル店舗とどう連携させていくか、しっかりとしたオムニチャネル施策に取り組んでいくことはEC事業者にとって必須課題となっている。JAFの取り組みは、他業種でもそのまま取り入れることができ、これを1つの例に同様の施策に取り組む企業の拡大を予感させる。
文:ECのミカタ編集部