トライステージ✕タイTV通販のテレビダイレクト、業務提携へ

ECのミカタ編集部

トライステージが、タイの最大手TV通販事業者テレビダイレクトと4月より業務提携
BtoB通販支援事業を共同で行うと共に、タイ企業の日本進出における通販支援を促進
近年、急速に成長するタイのテレビ通販市場において、トライステージの躍進も期待

タイのTV通販最大手企業と手を組み、日本とタイのBtoB通販事業を支援

ダイレクトマーケティングを支援する株式会社トライステージ(以下、トライステージ)は、タイの最大手TV通販事業者TV Direct Public Company Limited(以下、TVD)と通販支援をするための業務提携について、合意したことを3月30日に発表した。
トライステージは、ベトナム、台湾、マレーシア、タイ、シンガポールの5ヶ国で海外事業を展開しており、日本の通販企業の海外進出を支援するとともに、海外各国での現地企業へのダイレクトマーケティング支援を実施。タイにおいては、既に昨年より現地ローカルメディアカンパニーと合弁会社ROSE STAGE CO,.LTDを設立し、BtoC事業を開始していた。今回の顧客数300万人以上、取り扱い商品16カテゴリ2,000種以上の業界最大手企業TVDとの業務提携(2015年4月より開始)は、日本企業およびタイの現地企業のBtoB通販支援事業を共同で行うと共に、タイ企業の日本進出における通販支援を促進するものとのこと。
トライステージは、これまでに培ってきた国内外での通販支援ノウハウとTVDが持つタイでの成功ノウハウを組み合わせる事により、日本、タイでの更なる市場開拓を推進していくとしている。

相次ぐ新規参入で活性化、急激に拡大するタイのテレビ通販市場

タイでのテレビ通販市場規模の公式統計は発表されていないが、日本貿易振興機構の調査発表(2014年3月)によると、2008年から2011年までは約50億バーツで安定していたが、2012年から約80億バーツ(約295億円)、2015年には約90億バーツ(約332億円)と急激な拡大を見せている。これについて日本貿易振興機構は、韓国の通販大手CJOやGS Shop、日本の住友商事などが、それぞれ通信企業などと合併で市場に参入したことが理由であると推測している。
今回のトライステージとTVDの業務提携もタイの通販市場を発展させていくものと思われる。また、TVDは、同業他社と比べ実店舗での販売比率が高いことも特長であるそうだ。タイでは、これと連携して販売業績を大幅に伸長した例もあり、今後のトライステージの支援サービスの展開に期待が持たれる。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事