TikTok Shop、2025年12月は前月比60%を超える成長を維持 ライブコマース調査

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ECのミカタ編集部

【最新】TikTok Shop 日本市場 2025年12月レポート公開

株式会社ライブコマースは2026年1月8日、「FastMoss(ファストモス)」を用いた2025年12月の最新市場動向を公開した。

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60%を超える高水準の成長を維持

TikTok Shop日本市場の推計GMVは2025年7月以降、下記のとおり推移している。

◆7月:約4億円
◆8月:約12億円(前月比成長率:+201%)
◆9月:約20.7億円(前月比成長率:+73%)
◆10月:約22.1億円(前月比成長率:+6.8%)
◆11月:約36.4億円(前月比成長率:+68.4%)
◆12月:約60.2億円(前月比成長率:+65.4%)


12月も11月に引き続き、前月比成長率が60%を超える高水準の成長を維持している。

その背景についてライブコマースは「11月に続く新商品数の増加や、12月に実施されたプラットフォーム主導の年末向けセールなどの販売施策が成長を押し上げたことが挙げられます。加えて、12月は販売ショートビデオの投稿本数およびライブコマースの実施本数が前月比でいずれも100%以上増加しており、これらの施策が全体の販売量拡大に大きく寄与したと考えられます」と分析している。

低単価価格帯の販売比率が大きく増加

1SKU単位の販売単価について、12月と11月を販売価格帯別に比較すると1000円〜1500円の低単価価格帯における販売比率が再び大きく増加。12月は再度1位となった。

ライブコマースはこの大きな影響として、クリスマス需要を背景とした「おもちゃ・ホビー」関連商品の販売拡大があると指摘。具体的には積み木ブロック、カップケーキトイ、ディズニー系キャラクター商品など同価格帯に属するおもちゃカテゴリの売上が大きく伸長した。

12月の販売商品カテゴリー別販売数量1位は、前月に引き続き「美容パーソナルケア」が最も高いシェアを維持し、引き続き堅調な成長を示した。2位は、クリスマス需要の影響を受けた「おもちゃ・ホビー」で、前月比90%超の高い成長率となった。

※画像参照: FastMossカテゴリーマーケットデータ(25年12月)(FastMoss)

ビデオ経由の販売量が前月比約70%増加

12月は、1位〜3位を「港ダイニングしおそう」の商品(カニ、海ぶどう、つぶ貝などの海鮮食品)が占め、上位を独占する結果となった。一方、10月・11月と2か月連続で1位を獲得していた「ふわふわブランケット(店舗、Cashio)」はTOP10圏外となっている。

※画像参照:FastMossカテゴリーマーケットデータ(25年12月)(FastMoss)

ライブ配信とカゴ付きショートビデオの2指標を比較すると、ビデオ経由の販売量は前月比で約70%増加した一方、ライブ配信経由の販売量は約30%減少した。

全体としては商品カード経由の販売比率が最も拡大しており、自社クリエーターおよび提携クリエーターアカウント経由の販売が大きく伸長している状況が確認されている。

日本市場で存在感を増し続ける、TikTok Shop。引き続き動向を追っていきたい。