チックタック、メルカートで「標準機能主軸」のEC基盤にリニューアル
株式会社メルカートは2026年1月14日、株式会社ヌーヴ・エイが運営する腕時計専門店「チックタック(TiCTAC)」のECサイトを「メルカート」にてリニューアルオープンしたことを発表した。
「読みもの」を継続的に発信
今回のリニューアルでは商品販売に加え、「ブランドの世界観や価値を伝える情報発信の在り方」についても見直しを実施した。
メルカートの標準CMS(ページ管理機能)を活用することで、「読みものコンテンツ」を一元管理できる構成へ移行。記事を更新すると、更新順にトップページへ自動反映される仕組みとなった。これにより運用負荷を抑えながら、タイムリーな情報発信が可能となった。
これまでのEC運用で蓄積されたカスタマイズや機能構成を見直し、標準機能を前提としたシンプルな設計へ再構築。運用負荷を抑えながら、今後の改善や拡張にも柔軟に対応できるEC基盤を実現させた。

※画像参照:チックタック、開発に依存しないECへ。メルカートで「標準機能主軸」のEC基盤に刷新(株式会社メルカート)
「カジュアルギフト」機能を採用
時計という商材特性から、ギフト需要への対応も重要な要素となる。
メルカートには、複数配送先に対応した「通常のギフト機能」と、操作性を重視した「カジュアルギフト」機能の2種類が用意されている。TiCTACは購入シーンや商品の価格帯、ユーザーの利用イメージを踏まえ、シンプルな操作でギフト対応が可能な「カジュアルギフト」機能を採用した。
商材特性と実際の運用を踏まえて機能を選択・設計することで、購入者にとって使いやすく、現場にとっても無理のないギフト対応を実現。ギフト機能の利用頻度や運用コストを考慮した結果、操作が複雑になりがちな通常のギフト機能ではなく、必要な要素に絞った機能が適しているという判断によるものだ。
※画像参照:チックタック、開発に依存しないECへ。メルカートで「標準機能主軸」のEC基盤に刷新(株式会社メルカート)
再現性の高いECリニューアル事例
これまで、TiCTACのECサイトでは「ecbeing」を活用し、事業や施策の変化に応じて機能追加やカスタマイズを重ねることで、多様な要件に対応できるECサイトとして成長してきた。しかしながら運用を続ける中で、多くのECサイトと同様に過去のカスタマイズが積み重なっていった。その結果、現在では使われていない機能や、運用・コストの負担となる部分も見られるようになっていたという。
本リニューアルは、これまでに培ってきた運用ノウハウを活かしながら、よりシンプルで管理しやすい構成へ整理する必要性を実現するために行われた。既存の業務フローを大きく変えることなく移行できる点や、標準機能を活用しながら現場負担を抑えたリニューアルが可能である点が評価され、メルカートが採用された。
メルカートは本件について「ECの複雑化に悩む中堅・大手企業にとって、再現性の高いECリニューアル事例となっています」とコメントしている。生まれ変わった「TiCTAC」の動向に注目したい。


