半数以上がサプリの安心感に「臨床試験による科学的根拠」を重視 EAS調査
株式会社EASは2026年1月16日、「サプリメントなどの機能性表示食品の品質と安全性」に関する調査の結果を発表した。
調査概要
◆調査期間:2025年12月9日〜12月10日
◆調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
◆調査人数:1019人
◆調査対象:調査回答時にサプリメントなどの機能性表示食品を定期的(週3日以上)に摂取していると回答したモニター
◆調査元:株式会社EAS
◆モニター提供元:PRIZMAリサーチ
◆出典:「サプリメントなどの機能性表示食品の品質と安全性」に関する調査(株式会社EAS)
6割以上が「ビタミン・ミネラル」を摂取
本調査ではまず「普段、どのような種類のサプリメントなどの機能性表示食品を定期的に摂取しているか」を質問。「ビタミン・ミネラル」が約6割を占め、基礎的な栄養素の摂取を目的としている様子がうかがえる。
また、「目・肝機能サポート」「疲労回復・エナジー系」といった特定の悩みをサポートするものも約2割が摂取していた。現代人特有の、デスクワーク疲れや日々の体調管理ニーズが反映されている。

「サプリメントなどの機能性表示食品を摂取している目的」についてたずたところ、約7割が「健康維持・予防」を目的に挙げた。病気になってから対処するのではなく、「日々の生活の中で健康を守りたい」という、予防意識の高さが明らかとなった。
また「サプリメントなどの機能性表示食品を選ぶときに重視するポイント」を質問。「価格(49.5%)」が最多となり、次いで「成分内容(45.0%)」「科学的根拠(臨床試験によるエビデンスなど)の有無(40.3%)」が続いた。

4割以上が不安を感じたら「企業の公式サイト」を確認
「サプリメントなどの機能性表示食品の品質や安全性に不安を感じたことはあるか」という質問には「ある(49.4%)」「ない(50.6%)」という結果となった。
「不安を感じた理由」についての質問には「健康被害のニュースを見た(52.5%)」が最多に。僅差で「効果が本当にあるのかわからない(50.9%)」が続いた。

「不安を感じたとき、どのような方法で安全性を確かめているか」という質問には、「まずは企業の公式サイトを確認する」という行動が最も多くなった。
この結果についてEASは「企業が発信する情報がいかに重要であるかを示しており、ここで十分な情報が得られない場合、不信感につながる可能性があります」と指摘している。

臨床試験による科学的根拠を求める
「どのようなサプリメントなどの機能性表示食品なら、“信頼できる”と思うか」とたずねた項目では「臨床試験を実施して科学的根拠を示している(57.5%)」が最多となった。次いで「原材料や配合量を明確に開示している(54.9%)」「安全性データ(副作用や注意点)を丁寧に提示している(44.7%)」が続いた。

本調査結果に対して、EASは次のようにコメントしている。
「これからの機能性表示食品市場において、消費者に選ばれ続けるためには、積極的に『臨床試験』を実施し、科学的根拠に基づいた製品開発と情報発信を行うことが不可欠であるといえます。消費者の不安に寄り添い、確かなエビデンスで応える姿勢こそが、ブランドの信頼性を高め、長期的な支持を獲得するためのルートとなるのではないでしょうか」
消費者は商品そのものだけでなく、その背後にある企業の取り組みや姿勢も含めて、総合的に「信頼」を判断している。サプリメントや機能性表示食品を取り扱う事業者は、本調査の結果を参考にしたい。


