Temu、日本政府主導の「日本製品安全誓約」に署名
Temuは2026年1月30日、オンラインマーケットプレイスにおける製品安全基準の強化を目的として、消費者庁が主導する自主的な取り組みである「日本製品安全誓約」に署名した。
製品安全基準を強化
「製品安全誓約」とは、OECD(経済協力開発機構)が公表した「製品安全誓約の声明」(※1)を踏まえ、関係省庁と主要なオンラインマーケットプレイスを運営する事業者により策定したものである。
本誓約には12項目の取り組みが含まれている。販売者に対する製品安全に関する情報の提供、リコール品や安全でない製品の再出品を防止するための体制の構築と維持、ならびに安全でない製品を繰り返し出品する販売者に対して、規制当局と連携して対応することなどが盛り込まれている。
Temuは現在、法令に準拠しない製品の出品を防止・検知・排除するため、以下のような品質管理体制を運用している。
◆出品前の書類確認
▷出品前に、販売事業者は必要な認証書類および法令関連書類の提出が求められる。
◆継続的な製品のモニタリング
▷自動化システムと人的審査を組み合わせ、製品安全を継続的に監視。
◆迅速な是正措置
▷安全基準に違反していることが発覚した商品は速やかに削除され、再違反の場合には出品停止やアカウント削除を含む厳正な対応が取られる。
◆フィードバックの活用
▷消費者、規制当局、その他の関係者からのフィードバックを継続的に分析し、出品後のコンプライアンス強化に活かしている。
さらなる発展に貢献できることを期待
Temuの広報担当者は、本件について次のようにコメントしている。「Temuの使命は、安全性・価格の手頃さ・信頼性を兼ね備えた選択肢を消費者に提供することです。この誓約に署名することは、当社の消費者を保護し、安全で高品質な製品をすべての人が利用できるようにするという取り組みを改めて強化するものです。当社は誓約事項を着実に履行していくことに努め、官民協力で国内のオンラインショッピング市場のさらなる発展に貢献できることを期待しております」
Temuは2025年5月、日本全国の事業者を対象に「国内販売事業者の募集プログラム」を開始。より多くの日本の販売者が同プラットフォームに参加し、ECを通じて顧客にリーチできる環境を整えてきた。
オンラインマーケットプレイスにおける製品安全基準強化による、さらなる躍進が期待されるだろう。今後の動向に注目したい。
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