佐川急便、「物流業界の課題解決」に向けJR東日本スマートロジスティクスと協業

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ECのミカタ編集部

JR東日本スマートロジスティクスと佐川急便 マルチエキューブを活用した物流サービスで協業深度化

株式会社JR東日本スマートロジスティクスと佐川急便株式会社は2026年1月30日、協業に関する基本合意書を締結した。本記事ではEC事業者に関連のある内容を中心に、抜粋して紹介する。

EC運営のパートナー企業を紹介してもらえるって本当?

利便性向上と配送の最適化を図る

本協業は「手ぶら観光の需要拡大」や「再配達回数の削減」など、物流効率化への社会的要請の高まりが背景にある。多機能ロッカー「マルチエキューブ」を活用し、旅行者・生活者の利便性向上と配送の最適化を図る。

これにより物流業界に、以下の効果の波及が期待される。

◆物流業務の効率化
▷佐川急便の配送網とマルチエキューブによる非対面受取を組み合わせることで、ラストワンマイルの効率化が進み、持続可能な物流体制の構築に寄与する。

◆労働力不足の緩和
▷再配達の削減はドライバーの業務負担軽減につながり、物流業界が抱える労働力不足問題や働き方改革への対応にも貢献する。

※画像元:JR東日本スマートロジスティクスと佐川急便 マルチエキューブを活用した物流サービスで協業深度化(株式会社JR東日本スマートロジスティクス 他)

幅広いシーンで利用価値を創出できると判断

今後の取り組み内容について、両社は次の内容を挙げている。

◆非対面受取・発送の利便性向上
▷マルチエキューブでの非対面の預入による発送
▷佐川急便との連携を通じた効率的な配送ネットワークの確保
▷再配達回数の削減により配送負荷を軽減

◆サービス連携の強化
▷佐川急便「スマートクラブ」からロッカー予約可能とする導線を検討
▷マルチエキューブWEBサイトから佐川手荷物預かり所予約を可能とする機能を検討

佐川急便はこれまで個人向け(ToC)サービスにおける「受け取り方の選択肢拡大」や、インバウンド需要増加に伴う「手ぶら観光の支援」、社会課題の解決に向けた戦略に取り組んできた。今回、JR東日本スマートロジスティクスが展開する多機能ロッカー「マルチエキューブ」を組み合わせることで、受取拠点の多様化を加速させ、観光・日常生活・ビジネスなど、幅広いシーンで利用価値を創出できると判断。両社の協業に至った。

「再配達回数の削減」など、物流効率化が期待される。今後の動向に注目したい。