ペイジェントとRiskifiedが業務提携 「AI不正検知サービス」提供開始

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ECのミカタ編集部

ペイジェント、Riskifiedと業務提携し、EC加盟店向けにAI不正検知サービスの提供を開始

Riskified Ltd.は2026年2月27日、株式会社ペイジェントと業務提携し、ペイジェントのEC加盟店に対して「AI不正検知サービス」の提供を開始することを発表した。

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「不正抑止」と「承認率向上」を同時に実現

本提携によりペイジェントのEC加盟店は、RiskifiedのAIプラットフォームを活用することで、「不正抑止」と「承認率向上」を同時に実現する。

Riskifiedはソリューションの特徴について、次の3点を挙げている。

◆進化するAI技術による高精度な検知
▷Riskifiedの機械学習モデルは、グローバルな巨大取引ネットワークから学習し、真正なユーザーと不正なボット・なりすましを瞬時に識別。生成AI等を悪用した高度な攻撃パターンにも適応。真正な取引を誤って拒否する「誤検知(False Positive)」を最小限に抑える。

◆EMV3Dセキュア(3DS)運用の最適化
▷3DSにおいて、リスクが低いと判断された取引には認証を省略し、カゴ落ちを防止。一方で、リスクが高い取引のみに3DSによる追加認証を求めることで、セキュリティを担保しつつ、コンバージョン率(購入完了率)の最大化を支援する。

◆売上機会の最大化と運用負荷の削減
▷過剰なセキュリティによる「真正な顧客のブロック」を防ぐことで、本来得られるはずだった売上(承認率)を向上させる。また、目視審査などのマニュアル作業を自動化し、EC加盟店の運用負荷を大幅に軽減する。

※画像元:Riskifiedと業務提携し、EC加盟店向けにAI不正検知サービスの提供を開始(株式会社ペイジェント)

高度な技術と戦略を提供

Riskifiedのアジア太平洋地域ゼネラルマネージャー、アヴィラム・ガノール氏は、本件について次のようにコメントする。

「世界最大のEC市場のひとつである日本ではオンラインショッピングの利用者がますます増加する一方で、この成長を悪意を持って利用しようとする巧妙な不正行為者も同時に引きつけており、不正の手口は多くの加盟店様では対応しきれないほど進化しています。Riskifiedはペイジェント社との提携を通じて、日本の企業様がオンライン決済の承認率を向上し、あらゆる決済の安全性を高めるための高度な技術と戦略を提供いたします」

両社は今後、国内EC事業者が直面するセキュリティ課題を解決し、不正対策をコストから売上拡大のための投資へと転換させることで、事業の持続的な成長を支援する方針を示した。日本の「キャッシュレス社会」の健全な発展への貢献が期待される。