TikTokがきっかけの購入「月に2〜3回程度」16% RASA JAPAN調査
合同会社RASA JAPANは2026年3月4日、日本人のTikTok購買行動に関する意識調査の結果を発表した。
調査概要
◆調査主体:hotice株式会社
◆調査実施:合同会社RASA JAPAN
◆調査手法:インターネット調査
◆調査実施日:2026年2月20日
◆調査対象:日本国内在住の一般ユーザー
◆有効回答数:631名
◆出典:日本人のTikTok購買行動に関する意識調査(合同会社RASA JAPAN)
20代の行動力が目立つ
TikTokをきっかけに商品を買う頻度は「月に2〜3回程度」が16.01%(101人)と最も多く、次いで「月に1回程度」が15.06%(95人)、「週に1回以上」が14.10%(89人)となった。
これらを合算すると、月に1回以上は何らかの購買アクションを起こしている層は全体の45%を超えている。特定の情報を起点とした消費が、一定のサイクルで繰り返されていることが見受けられる。

年代別のデータを分析すると、特に20代の突出した行動力が目立った。
日本人の20代では「週に1回以上」が27.83%(32人)、「月に2〜3回程度」が23.48%(27人)に達している。半数以上のユーザーが極めて高い頻度で、TikTokを起点とした購入を行っていることが明らかになった。
一方で、年齢層が上がるにつれてTikTokを起点とした購買の未経験者の割合が増える傾向にある。50代では36.11%(26人)、60代では31.43%(22人)が「全くない」と回答した。
利用最多は「食品・飲料・お取り寄せ・ギフト」
TikTokで気になる商品を見つけた人がとる行動は「商品名やブランド名を、検索エンジン(Google等)で再検索する」が44.75%(179人)で最多だった。
次いで「公式サイトやECモール(Amazon等)で、価格や詳細スペックを確認する」が39.50%(158人)、「投稿を『保存』して、後で買うためのリストにする」が33.25%(133人)と続く。

TikTokをきっかけに購入・利用したジャンルを調査したところ、「食品・飲料・お取り寄せ・ギフト」が33.00%(132人)で最多となった。
次いで「美容・コスメ・スキンケア」が29.75%(119人)、「生活雑貨・インテリア・キッチン用品」が29.00%(116人)と続く。動画での「ビジュアル訴求」が強いジャンルが、高い購買率を維持している。

全体の約85%が5000円未満の決済
TikTokをきっかけに購入・利用した際の1回あたりの平均金額を調査したところ、「1000円以上〜3000円未満」が40.50%(162人)で最多となった。
続く「3000円以上〜5000円未満」30.50%(122人)、「1000円未満」14.25%(57人)と合わせると、全体の約85%が5000円未満の決済となっていいる。TikTokは日常のついで買いや、失敗してもダメージの少ない価格帯の消費を強力に動かしていることがうかがえる。

TikTokをきっかけとした購入の決め手を調査した結果、「1分以内の短い動画で、要点(魅力)がまとまっていること」が41.50%(166人)で最多となった。短時間で効率的に情報を得られるタイパの良さが、日本人の購入意欲に直結していることが見受けられる。
TikTokは娯楽の枠を超え、商品との出会いや購買行動を後押しする「買い物の窓口」として機能している。引き続き動向を追っていきたい。


