「自分へのご褒美」金額より納得感重視 la belle vie調査

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約6割が「1万円以下」で心を満たす —— “自分へのご褒美”に見る令和の価値観は、価格より「納得感」

la belle vie株式会社のソーシャルリスニングプロジェクト TREND LAB.(トレンドラボ)は2026年3月10日、「自分へのご褒美」に関するアンケート調査の結果を発表した。

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調査概要

◆調査名:TREND LAB.「自分へのご褒美に関するアンケート」
◆調査対象:TREND LAB.読者・GLADD公式 Instagramフォロワー
◆調査期間:2026年1月28日〜2月1日
◆調査方法:インターネットによる任意回答
◆企画・運営:la belle vie inc.
◆出典:「自分へのご褒美」に関するアンケート調査(la belle vie株式会社)

「ご褒美のタイミング」決めていないが多数

ご褒美の頻度についてたずねたところ、最も多かったのは「特に決めず、心が動いた瞬間に購入する」(約34%)となった。

特定の節目を待たず、その時の感情の高まりや達成感を逃さずに自分を肯定するスタイルが一定数を占めている。自由回答では「ときめきを感じたとき」に迷わず買う、といった熱量の高い声も寄せられた。

一方、「デイリー派(約7%)」「ウィークリー派(約24%)」といった短い期間にご褒美を取り入れる層はあわせると約30%。日常の小さな区切りの中で、自分を労わる様子も垣間見える。

ご褒美の内容は「食」が最多

ご褒美の内容は「食」が約45%で最多となった。外食やスイーツなど、「日常より少し特別感のある食体験」が支持を集めている。

自由回答では「忙しい一週間を終えた金曜日に、回らないお寿司屋さんで少し贅沢なランチを楽しむ」といったコメントも。食を通じて“自分のための時間”を確保する行動が垣間見られる。

ご褒美にかける予算は、「1万円以下」が合計で約63%となった。

価格帯別に見ると、ボリュームゾーンは「1000円〜5000円」「5000円〜1万円」「1万円〜5万円」の3つに分散。決まった相場があるわけではなく、個々人が「これなら納得できる」と感じる「適正価格」を選択していることがうかがえる。

「セルフマネジメント」としての側面が強まる

クロス集計の結果、「心が動いた瞬間」にご褒美を選ぶ層は「モノ」を選択する割合が高く、1万円以上の価格帯に分布する傾向が確認された。

自由回答では、「チェア&テーブルのダイニングセットを奮発」「ミニチュアカーをまとめ買い」といった回答が寄せられた。また、「香り」「睡眠」など生活の質(QOL)を高めるアイテムへの投資も見られ、体験価値を意識した選択もみられた。一方、デイリー派は「食」を中心に、1000〜5000円帯に集中する傾向が確認されている。

本調査結果について、labelle vieは「現代のご褒美は単なる贅沢ではなく、自分を整える『セルフマネジメント』としての側面が強まっていることが示唆されました」とコメントしている。セルフマネジメントにおいて最も重要なのは、金額の大きさではなく、その消費でいかに確実に心を満たせるかという「納得感」といえる。自分の心が動く瞬間に、最も効果的なタイミングで最適なものを選ぶ。こうした堅実でパーソナルな納得感が「令和におけるご褒美消費の特徴」として浮かび上がった。本調査結果を施策検討の際に、ぜひ参考にしたい。