買い物は「コスパ」、家事は「タイパ」、休息は「メンパ」を重視 日本インフォメーション調査
日本インフォメーション株式会社は2026年3月26日、「~生活の中でのパフォーマンス意識の実態~『コスパ』『タイパ』『メンパ』に関する意識調査」の結果を発表した。
調査概要
◆調査地域:日本全国
◆調査対象:16~69歳の男女
◆サンプルサイズ:1035サンプル
◆調査実施期間:2026年3月2日~3月3日
◆調査手法:インターネットリサーチ
◆引用元:日本インフォメーション株式会社調べ
◆出典:~生活の中でのパフォーマンス意識の実態~「コスパ」「タイパ」「メンパ」に関する意識調査(日本インフォメーション株式会社)
「コスパ」の認知度が最も高い
「コスパ」の認知は、男女それぞれ40代以上で高く、男性では年代が上がるとともに意識も高まる傾向が確認された。
一方、「タイパ」は男性は40代で認知と意識が高くなり、女性は認知は30~50代が高いものの、意識しているのは10~20代の若年層が高めとなった。
また「メンパ」の認知は男性40代と女性10~20代で高いが、意識しているのは男性10代や女性20代の若年層が高めであることが明らかとなった。

生活の中での意識は、それぞれ以下の意識、意向が上位に挙げられた。
◆コスパ:「買い物」「食事・料理」
◆タイパ:「家事」「身の回りの用事」
◆メンパ:「人付き合い・人間関係」「休憩・くつろぎ・癒し」

「コスパ」への意識が高い項目が目立つ
現在、意識していることは、「コスパ」が突出して高い項目が目立つ。その一方、「家事」や「仕事・アルバイト」などでは「タイパ」がほかと差をつけて最も高くなった。
今後、意識したいことでは「人付き合い・人間関係」や「休息・くつろぎ・癒し」、「睡眠」などで「メンパ」の意向が高まり、最も高くなっている。

“消費・買い物”で意識していることは、すべての項目で「コスパ」が突出して高く、何かしら意識している層の中で「コスパ」のみ意識する層が最も多くなっている。
「コスパ」のみを重視する層が多い中で「加工食品」や「掃除・洗濯用品」「キッチン・台所用品」といった生活用品や、「国内旅行」「外食」「家具・家電製品」といったレジャー・嗜好関連では「コスパ」と「タイパ」の両方を意識している層も一定数、確認された。

変化する「生活者意識」をとらえた訴求が求められる
各パフォーマンス向上のために取り組みたいことについて、「コスパ」では「ポイント」「クーポン」の活用が上位に。「タイパ」では「ネットショップの利用」や「動画のながら視聴」といったネット利用に関する行動。「メンパ」は「散歩」や「他人からの評価や反応を気にしすぎないこと」や「質の高い睡眠への投資」が挙げられた。

本調査結果について、日本インフォメーションは次のようにコメントしている。
「本調査では、『コスパ』『タイパ』が広く定着する一方で、『メンパ』は認知・意識ともにまだ発展段階にあり、生活の中で重視していることは、コスパは『買い物・食事』、タイパは『家事・用事』、メンパは『人間関係・休息』とそれぞれ違いが見られる結果となりました」
EC事業者としては、変化する「生活者意識」を継続的にとらえた訴求が不可欠、といえるだろう。本調査を参考に、今後の施策を検討したい。


