Amazonで“売れる条件”は「価格×レビュー」 LINK調査
LINK株式会社は2026年3月31日、Amazonでの商品購入に関する「消費者意識調査」の結果を発表した。
調査概要
◆調査期間:2026年2月
◆調査対象:Amazon利用経験のある男女
◆調査人数:1000人
◆出典:Amazonでの商品購入に関する消費者意識調査(LINK株式会社)
「価格×レビュー」の2つが購買判断に影響
Amazonで商品を購入する際に最も重視する要素についてヒアリングしたところ、「価格」が47.5%で最多に。次いで「レビュー評価(星の数)」が27.5%、「レビュー件数」が9.2%という結果となった。
ECサイトの中でもAmazonは価格比較がしやすい構造となっているため、購入判断において価格が大きな影響力を持っている。さらに、レビュー関連(星評価+レビュー件数)を合計すると36.7%となり、価格に次ぐ重要な判断材料となっている。

この結果についてLINKは「Amazonでは『価格×レビュー』の2つが、ユーザーの購買判断に大きく影響していると言えます。今回の調査結果から、Amazonにおける商品購入では、価格・レビュー評価・レビュー件数といった『価格』と『ユーザー評価』の両軸が購買行動を大きく左右していることが明らかになりました」とコメントしている。
4人中3人以上が「価格」と「見た目」をチェック
Amazonの商品ページを閲覧する際、ユーザーが最初に確認する項目について質問。「価格」が39.9%で最多となり、次いで「商品画像」が36.7%という結果となった。
この2つを合計すると76.6%となり、4人中3人以上が商品ページを開いた際に「価格」と「見た目」をチェックしていることになる。

Amazonの商品選びにおいて、星評価が購入判断にどの程度影響しているのかを質問。その結果「星評価4.0未満の商品は避ける」と回答した人が63.9%を占めた。
Amazonではレビュー評価が商品一覧ページでも目立つ形で表示されるため、ユーザーが商品を比較する際の重要な判断材料になっている。
LINKはこの結果について「レビュー評価を4.0以上に維持することが、商品のクリック率や購入率を高める上で重要なポイントになると言えるでしょう」とコメントする。

過半数が「レビュー数」を参考に
Amazonで商品を選ぶ際、レビューの「評価(星)」だけでなく、「レビュー数」も購入判断に影響するのかを質問したところ、「気にしない」と回答したユーザーが44.5%と最も多かった。一方で、過半数となる55.5%のユーザーが、レビュー数を一定の基準として商品を判断していることが明らかになった。
「100件以上」という回答は29.6%を占め、レビューが一定数蓄積されている商品に対して、ユーザーが安心感を抱きやすい傾向が見られる。

本調査結果を受けて、LINKは次のようにコメントしている。
「Amazonにおける購買行動は『価格』『レビュー』『商品画像』の3要素に大きく影響されていることが明らかになりました。特に、レビュー評価4.0がユーザーの心理的な判断ラインとなっている点は、EC事業者にとって重要な示唆です。Amazon運用においては、レビュー評価の維持、レビュー数の獲得、商品ページの改善が売上向上に直結します。これらを分断して対応するのではなく、連動させた総合的な最適化が成果創出の鍵となります」
レビュー評価の維持や商品ページの改善など、具体的な運用施策に落とし込むことが重要となるだろう。Amazonへ出店する事業者は本調査結果を参考に、運営面の見直しや今後の施策を検討したい。


