総額16億円、Origamiがソフトバンクグループ・クレディセゾン・高野真氏に第三者割当増資を実施

ECのミカタ編集部

Origamiが、ソフトバンクグループ・クレディセゾン・高野真氏に総額16億円の第三者割当増資を実施
ソフトバンクモバイルおよびジェネレイトと、O2Oおよびオムニチャネル領域での協業を開始
クレディセゾンと新しい決済ソリューションの提供に向けた協業等について検討

ソフトバンクグループおよびクレディセゾンと共に協業し、事業拡大を目指す

株式会社 Origami(以下、Origami)は、ソフトバンクグループ、株式会社クレディセゾン(以下、クレディセゾン)および高野真氏 (元ピムコジャパンリミテッド社長)に対し、第三者割当増資を実施したことを4月9日に発表。それぞれの企業と協業することで今後の事業拡大に取り組んでいく。本増資における資金調達の総額は16億円となる。

Origamiは、運営するソーシャルショッピングアプリ「Origami」のオフライン上のサービス拡充を検討し、オンライン広告と「CouponGATE (クーポンゲート) 」を活用した O2Oサービスの提供や、オウンドメディアの強化支援など、オムニチャネル領域で実績を上げているソフトバンクモバイルおよびジェネレイトと、O2Oおよびオムニチャネル領域での協業を開始。また、クレディセゾンについては、Origami パートナーショップ獲得の促進、両社の会員基盤の強化、ビッグデータ活用での連携、新しい決済ソリューションの提供に向けた協業等について検討を進めていくとのこと。

オンラインとオフラインの垣根を超え、会員へより魅力的なサービスを展開

Origami は、東京を拠点に、次世代のショッピングプラットフォームを開発。現在、800以上のパートナーショップが参画し、さまざまな商品が「Origami」上で販売されている。今回ソフトバンクグループとの協業は、この「Origami」ユーザーに対し、よりユーザーの利便性の高いサービスを提供していこうとするもの。

具体的には、 Origami が提供するアプリを通じてキャンペーン情報を告知し、ユーザー来店時に全国の小売り・流通店舗で4万台以上設置されているソフトバンクモバイルの専用端末「CouponGATE」でサンプル商品との引換券やクーポンなどを配布するといった取り組みが予定されている。大規模な事業を抱える企業の協業で、こうしたO2O分野でのサービスの広がりは無限の可能性を秘める。今後の事業展開での新たな価値創造が非常に楽しみだ。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事