本日発表、「Apple Music」100ヵ国同時提供開始
定額制の音楽ストリーミング配信サービス「Apple Music」を提供開始
数百万曲に及ぶ楽曲を自由にストリーミング再生でき、レコメンド曲やプレイリストも提供
個人メンバーシップが月額980円、ファミリーメンバーシップが月額1,480円
月額980円で数百万曲が聞き放題、「iOS 8.4」と同時リリース
Apple Inc.(以下、アップル)は、日本に向けた定額制の音楽ストリーミング配信サービス「Apple Music」の提供開始を7月1日に発表した。
「Apple Music」は、これまでアップルが楽曲を販売してきた「iTunes Store」と異なり、月額利用料を支払うことで、数百万曲に及ぶ楽曲を自由にストリーミング再生できる音楽配信サービス。ユーザーの好みに基づいたレコメンド曲や、専門家によるプレイリストも提供される他、独自のインターネットラジオ、アーティストとの交流サービスも楽しめる。現在、3ヵ月間無料で利用できるトライアル期間となっているが、期間終了後は、個人メンバーシップが月額980円。最大6人までアクセスできるファミリーメンバーシップが月額1,480円となる。iPhoneやiPad、iPod touchでの「Apple Music」利用は、同日に公開されたiOS最新版「iOS 8.4」へのアップデートが必要となるとのこと。Apple TVやAndroidへの対応は、今秋に予定されている。
6月上旬に100ヵ国以上への提供開始が発表され、提供時期や価格は公開されていなかった「Apple Music」が遂にそのベールを脱いだ。利用の操作は直感的で使いやすく、愛用者が増えそう。これで日本では、5月のサイバーエージェントとエイベックス・デジタルの合弁による「AWA」(月額360円)、6月の「LINE MUSIC」(月額500円)と、定額制の音楽ストリーミング配信サービスが立て続けに提供開始されたわけだが、今後のユーザー獲得の告知合戦は熾烈を極めそうだ。