Amazonがリアルイベントに協力!水鉄砲サバゲー!

オンラインとリアルの融合

Amazon.co.jp(以下、Amazon)は、専門ストア「おもちゃ&ホビーストア」において2015年も水鉄砲やプール、浮き輪などの夏に合わせた季節性水遊び玩具の特集を展開している。
今回Amazonは、株式会社エンキューブ(以下、エンキューブ)と株式会社ASOBIBA(以下、ASOBIBA)が主催する夏季限定のイベントである水鉄砲サバゲーフィールド「ASOBIBA AQUA豊洲」に協力することを発表した。

水鉄砲サバゲーフィールド「ASOBIBA AQUA豊洲」は、江東区豊洲のスポーツ&イベント複合商業施設MAGIC BEACH(AREA S)内のバーベキュー会場に併設される、水鉄砲を使ったサバゲー体験を楽しむことができる。夏期限定でオープンするアミューズメント施設である。昨夏の来場者数はMAGIC BEACH(AREA S)全体で15万人を超えるなどの動員実績を持つ。
今回のAmazonの協力により、「おもちゃ&ホビーストア」で販売されている最新の水鉄砲などを使用することが可能となる。年齢制限等なく大人から子供まで参加でき、必要な器具は全てレンタルできるので手ぶらで来ても楽しめる施設となっている。

7月4日のオープンに先駆け、AmazonとエンキューブとASOBIBAの三社が集い、水鉄砲サバゲーとバーベキューの体験イベントを開催した。当日のアジェンダは以下の通り。

第1部
【ご挨拶】
株式会社エンキューブ 代表取締役 CEO 佐藤 正児

【水鉄砲サバゲーフィールド ASOBIBA AQUA について】
株式会社ASOBIBA 広報 正嵜 亨(しょうざき とおる)

【Amazon.co.jp 夏のおもちゃのトレンドと水遊び玩具の楽しみかた】
アマゾン ジャパン株式会社 ライフ&レジャー事業本部
おもちゃ&ホビー事業部 事業部長 白子 雅也(はくし・まさや)

第2部

•ASOBIBA AQUA 水鉄砲サバゲー体験会&BBQ 試食会

閉会

水鉄砲サバゲー体験会


水鉄砲サバゲー体験会では、Amazon社員及び当日参加のプレス担当者など、多くの体験者が実際のゲームに参加した。当初2回戦を予測していた体験会であるが、非常な盛り上がりをみせたためなんと合計4回戦までが展開される流れに。バーベキューを食べながら常に誰かがゲーム参加しているという、笑い声の絶えない約2時間となった。
前半、雲行きが少々怪しかった天候も中盤よりは回復し、びしょ濡れになってもバーベキューを食べているうちに乾いてしまうというシチュエーションがさらに参加者たちを盛り上げた。

バーベキュー試食会


オンラインストアであるAmazonが、昨今流行を見せるリアルイベントに協力するというコラボレーションは、非常に興味深い。今回、自身も実際にゲームに参加されていた、アマゾンジャパン株式会社おもちゃ&ホビー事業部 事業部長の白子雅也氏に、その背景と魅力についてインタビューを行った。

レジャーにヒモついた面白い商品を楽しく売りたい


――今日は本当に楽しいイベントでしたね

○ありがとうございます。幸いながら日の光にも恵まれ、濡れてもすぐに乾いてしまうくらいの天気で。

――オンラインストアがリアルイベントを本格的に支援、という初めての形だと思うのですが、このプロジェクトの背景にはどのような御社の想いが?

○我々はおもちゃ屋なので、楽しい売り方を仕掛けたいなという気持ちがありまして。実店舗のおもちゃ屋さんで水遊びグッズを売る期間って、7~8月のちょうど夏休みの期間くらいと非常に短く、しかも、サイズの大きな在庫を大量に保管することも難しいため、限られた品数だけ一定期間ピンポイントで置いてすぐ撤収、みたいな状態なんです。

――人気の水遊びグッズがおもちゃ屋で品薄、という状況は目にしやすいですよね

○そうですね。その点、オンラインストアは年中水遊びグッズを販売しておりまして、水鉄砲だけでも20~30種類はありますし、水遊びグッズ全体で見れば数千種類という品目になってきます。そういった水鉄砲や水遊びグッズの訴求と、それらを買えるAmazon、という二つを露出できる場として、今回この企画をご紹介いただきまして。おもしろそうだなと思いました。例えば「バーベキュー」という行事だけ見ましても、ゴールデンウィークからシルバーウィークくらいまでのそこそこ長い期間楽しむ方が増えてきている昨今、今回のイベントのような切り口のレジャーがもっとあっても良いのにということをずっと思っていました。実際、ご家族やご友人などとこういった場所でバーベキューを楽しまれているときに、水鉄砲大会のようなイベントが開催されていたら、予定になくても水鉄砲撃ちたくなると思うんです。

――まさしくですね。僕も今日、スーツに革靴でなければ絶対に参加させていただいていました(笑)

○そうですよね(笑)それで、そのような時、Amazonで水遊びグッズを買っていただければもちろん嬉しいですし、そうでなくてもまず夏休みにみんなで遊ぶという「遊び」自体が広がればおもちゃも売れますし。というところがありますね。消費者の皆様の「レジャー」にヒモ付いたおもちゃを、楽しんでもらいながら売っていきたいと思いました。

――従来ですと、売れる期間や数量が限られていた季節モノ商品を、長い期間色々なイベントと連動して売っていきたいと。

○ええ。水遊びグッズだけに限らず、紹介しきれないくらいの面白い商品が年中販売されているので、イベントをフックにそれを是非知っていただきたいという想いがありますね。

――例えばなんですが、今後夏だけじゃなく季節商材だったグッズを、こういったイベントと結びつけて企画を展開していきたい、といった意向はございますか?鍋物をする横で雪合戦、みたいな風に。

○もちろんです。消費者の皆様が「レジャー」に出かける際、楽しめるイベントに我々が協力できる機会があれば是非今後も、という気持ちです。Amazonでは「ONでは激しく働いてOFFでは楽しく遊ぶ」という社員モットーがあるので。今後も今回のような、ONとOFFの両立を感じさせるイベントがあればもう是非。

――なるほど。企画次第では本当に多くのコラボレーションが考えられそうですね。ありがとうございました!