マツモトキヨシ、オムニチャネル化に向けた業界初の試みを実施

リアル店舗とオンラインを基盤とするオムニチャネル化に向けた取組を開始
ドラッグストアチェーンでは初の試みとして、リアル店舗の店頭在庫・価格をウェブ上で確認可能
リアルタイムな在庫確認や取り置き、ポイント統合など、大幅なリニューアル

オンラインで在庫や価格の確認、取り置き手配ができるなど店舗との連携を強化

株式会社マツモトキヨシホールディングス(千葉県松戸市新松戸東9番地1 代表取締役社長 松本 清雄 以下、マツモトキヨシ)は、ドラッグストアチェーンでは初の試みとして、リアル店舗の店頭在庫・価格をウェブ上で確認可能とする等、リアル店舗とマツモトキヨシ公式サイト、マツモトキヨシオンラインストアを基盤としたオムニチャネル化に向けた取り組みと新たなサービスを提供開始すると7月2日に発表した。

マツモトキヨシは、重点戦略の一つとして、かねてよりオムニチャネル化を推進している。今回の取り組みについては、リアル店舗・公式企業サイト・オンラインストア・スマートフォンアプリ等のコミュニケーションチャネルの最適な組み合わせにより、ユーザーとの接点を拡充し、より利便性の高いショッピング環境づくりを目指すとしている。

今回展開する新サービスは、オンライン上だけではなく、リアル店舗も活用したものとなっている。また、先行で開始しましたマツモトキヨシ公式アプリ(200万ダウンロード達成)を活用し、様々な情報を得ることができるようになるとのこと。

拡充されるオムニチャネル化サービスの概要は、(1)リアル店舗、公式企業サイト、オンラインストア等、独立したサービス展開を取りやめ、刷新された統一公式サイトの提供。(2)公式サイト内に購入履歴などを閲覧できるマイページ機能を新設。(3)リアル店舗・オンラインストアの会員・ポイントの統合。(4)取扱い商品情報のオンライン上での公開。(5)オンライン上でのリアルタイムな店頭在庫・価格の確認。(6)店頭での商品取り置き・取り寄せサービスの実施(開始時は東京都5店舗、千葉県18店舗、神奈川県3店舗、順次拡大予定)とのこと。

実店舗との連携も含めた大幅な刷新となったマツモトキヨシのサイトリニューアル。個々のサービスがまとめて利用できるだけでなく、ポイント利用も統一され、より便利になった。特にマイページの機能追加は、マツモトキヨシと利用客の距離をグッと近づけるものとなるだろう。