雨に濡れるのを最も嫌う東京都民〜ウェザーニューズ調査
日本人の傘事情について調査を行い、「傘調査 2015」としてまとめ発表
全国の約半数が長傘をよく使用しており、女性では7割を超える結果
突然の雨”で傘を買う男性は女性の2倍、“一目惚れの衝動買い”で傘を買う女性は男性の2倍
雨に濡れるのを日本一気にする東京都民、年間のビニール傘購入本数も全国一
株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区 代表取締役社長:草開千仁 以下、ウェザーニューズ)は、6月7日~7月11日の期間、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通して、日本人の傘事情について調査を行い(有効回答数56,894人)、その結果を「傘調査 2015」としてまとめ、7月23日に発表した。
ウェザーニューズの調査によると、全国で最も折り畳み傘を使っているのは東京都。折り畳み傘の使用率ランキング(37.0%)でもビニール傘購入ランキング(年間の平均購入本数1.20本)でも全国1位。東京都は、同社が昨年行った「世界の傘事情調査」でも、日本で最も服が雨に濡れるのを気にする地域だった。
よく使われている傘の種類では、全国の約半数が長傘をよく使用しており、女性では7割を超える結果。次に多かったのは折り畳み傘の25%で、地域別にみると1位が東京都、2位以下には神奈川県・千葉県・埼玉県と、関東南部に集中する結果となった。関東南部で折り畳み傘がよく使われる理由としては、地方に比べ車での外出が少ないことや、電車やバスで邪魔にならないコンパクトな傘が好まれることが考えられる。なお、世代別では、徒歩や公共交通機関での移動が多い10代以下で折り畳み傘の使用率が高くなったとのこと。
また、“突然の雨”で傘を買う男性は女性の2倍、“一目惚れの衝動買い”で傘を買う女性は男性の2倍という結果。さらに、愛用傘の平均使用年数は、北海道が全国最長で5.3年、沖縄県が全国最短3.6年となり、傘の使用年数が短いエリアには台風の直撃を受けやすい地域が集中する結果となった。ビニール傘の各都道府県の平均年間購入本数は、1位が東京都(1.20本)、次が大阪府(1.11本)。1番少ないのは長野県の0.63本となった。全国平均は0.95本となっている。
気になるのが、傘をインターネットショッピングで購入するかについて。「1番使う傘をどんな時に買ったか?」という質問に対して、“店頭でじっくり”が一番多く、41%。次いで“突然の雨で”24%、“もらった”15%、“一目惚れの衝動買い”14%。“ネットでじっくり”派は、6%しかいなかった。これから「日傘」が女性たちの注目アイテムとなるが、店頭を上回るためには、店頭に負けないくらいの情報提供が必要になるのかもしれない。