トライステージら購買動向を可視化するサービスを開発開始

ECのミカタ編集部

トライステージとロックオンが協業
メディアをまたいだ購買動向をリアルタイムに可視化するサービスを開発
3か月後のリリースを目指す

高速で最適なPDCAサイクルの実現と、投資対効果の改善

株式会社トライステージ(以下「トライステージ」)は株式会社ロックオン(以下「ロックオン」)と協業し、「メディアをまたいだユーザーの購買動向」をリアルタイムに可視化できる、新たな広告効果測定サービスを共同で開発することを8月4日に発表した。リリースは3か月後を目指す。

これまで、TV通販の購買ルートはコールセンター経由での購買が大半を占めており、マーケティング効果は容易に把握することができた。しかしPCやスマートフォンの普及により、通販番組を見てから改めてWeb経由で購入するなど、消費者が購買に至る経緯が多様化した。そのため、正確なマーケティング効果を把握することが困難となっている。

トライステージはインフォマーシャルやTVCMの枠単位でのオフライン購買経路データを持っている。一方、ロックオンはアドエビスのWeb広告効果情報やオンライン購買経路データを持っている。両社のデータを組み合わせることで、今まで把握できなかったTV通販から購買に至るまでの、メディアをまたいだユーザーの流れである「クロスチャネル・カスタマージャーニー」が可視化される。それまでトライステージへのリアルタイムかつ正確なデータ分析を行いたいという広告主のニーズに対応するため、今回の共同開発の運びとなった。

ロックオンの「アドエビス」は広告効果測定システムを中心とした「測定」機能と、そこで蓄積された、マーケティングデータを「活用」する機能によって、企業と消費者のコミュニケーションを最適化することを目的としたマーケティングプラットフォームである。

トライステージは、テレビ通信販売をはじめとするダイレクトマーケティング事業を総合的に支援しているが、新たな効果測定サービスを活用し、広告出稿予算配分最適化の提案を行っていく予定だ。

新たな効果測定サービスの開発によって、TV通販マーケティングの正確な効果測定が可能になり、これまでにない高速で最適なPDCAサイクルの実現と、投資対効果の改善につながることが期待できる。


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