プリザーブドフラワーの販売から見る、小規模ネットショップの抱える課題

プリザーブドフラワー花材ECサイト

株式会社アミファ(以下アミファ)は花材を直貿にて海外委託製造を行い、問屋を通さずに使用者へ直接販売するユニークなSPA型メーカーだ。プリザーブドフラワー花材EC サイト「プリザーブドフラワー花材の通販ならアミファ」を運営している。今回アミファは自社会員を対象に「プリザーブドフラワーのアレンジ研究に関するアンケート」の結果を1月17日に発表した。

インターネット販売が定着、だが課題も

アンケートでは、プリザーブドフラワー関連の販売ツールについてとその問題や課題についてアミファの会員に聞いている。37名からの回答があったそうだ。

アンケート結果は、プリザーブドフラワーの販売をしているフローリストが販売に活用するツールとしてインターネットを活用していると応えたものは約54%、活用したいと思っているという回答も残りの約46%が回答しており、インターネットが販売チャネルとして定着している。

だが、インターネット販売では集客が課題だと応えたフローリストが40%を超えているのも事実だ。具体的な集客課題には
「検索上位に表示されるのは小規模サイトでは難しく、検索広告を購入しなければ集客出来ない」との声も聞かれた。-プレスリリースより

という意見もある。

インターネット上で店舗を構えることが簡単になった一方で、集客力が課題となりその後の店舗経営が厳しいショップも多いということだろう。

今回の課題はプリザーブドフラワーのショップだけに言えることではない。小規模ネットショップならどこも抱えている問題だろう。今後はいかにコストをかけずに自社ネットショップを認知してもらうかが小規模ネットショップの生き残りにつながるのではないだろうか。