ヤマト運輸「ネコポス」と「フリル」が連携!

ECのミカタ編集部

ヤマト運輸とフリルが連携をして新サービスを開発
出品者や購入者のニーズに応えたサービス
今後は発送窓口を拡大し、さらに便利になる

「ネコポス」でリーズナブルに安心して「フリル」が楽しめる

ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸株式会社(以下「ヤマト運輸」)とファッション用品等を個人間で売買することができるフリマアプリ「FRIL(以下フリル)」を運営している株式会社Fablic(以下「Fablic」)は、9月上旬より「フリル」ユーザーがよりリーズナブルに安心して利用することができる、フリル独自の新たな補償サービス「フリルあんしん保証」付きの「ネコパス」による配送サービスを開始する。

近年、フリマサイトなどの個人間取引の市場規模は1兆円と急拡大する中、出品者には「必要な箱や袋の用意、送り状記入といった配送準備を簡略化したい」、購入者には「より安心して都合の良いときに商品を受け取りたい」というニーズがある。また、ユーザーは「商品がいつ届いたかわからない」や「商品が届かない」などの不満を抱えているため、安心・安全な個人間取引を求めている。

ヤマト運輸は、4月1日より「小さな荷物」の配送ニーズに応えるポスト投函サービス「ネコポス」を発売した。「ネコポス」は全国どこから発送しても一律料金である。宅急便レベルの翌日配達のスピード配送と配達時のタイムリーな情報提供を実現する。

「フリル」は、現在月間物流総額が5億円以上、ダウンロード数は380万を超えるフリマアプリである。洋服やハンドメイドアクセサリーなどのファッショングッズから、主婦に人気があるキッズ商品まで幅広く出品・購入される。

ヤマト運輸とFablicの連携により、アプリ内での配送手配だけで、「ネコポス」をリーズナブルかつ便利に利用することができるようになる。さらにFablicは、フリル独自の新たな補償サービス「フリルあんしん補償」を「ネコポス」に適用し、「フリル」ユーザーがより安心してファッションが楽しめるように個人間取引をトータルでサポートする。Fablicが運賃の一部を負担するため、手ごろな発送料金になる。詳しい料金表は、9月上旬の本サービス開始日に「フリル」アプリ内で発表する予定。

なおこのサービスにおいては、売買成立後、FablicからQRコードを「フリル」のアプリ上で出品者に発行し、出品者はヤマト運輸直営店の店頭端末「ネコピット」でQRコードを読み取り、送り状を印字し、商品を発送することができる。商品が購入者に届いた後、出品者と購入者がお互いの対応を評価し、商品代金から販売手数料と送料を差し引いた金額を出品者に入金すれば決済が完了する。

「ネコポス」の配送サービス開始に伴い、Fablicはキャンペーンを開催し、フリルオリジナルデザインのネコポス専用パッケージを抽選で2万名にプレゼントする。詳しくは9月上旬頃に「フリル」内設置される特集ページに紹介する。

今後は順次に発送窓口を拡大し、コンビニエンスストアなどの送り状発行と発送の受付にも対応していく。さらに「投函完了」の配達状況をアプリ上にプッシュ通知する機能や、住所などの個人情報を開示する必要なく、荷物が送れる匿名配送サービスなどを提供する予定である。

ヤマト運輸とフリルの連携したサービスによって、さらに気軽にフリマを楽しめるようになる。気軽さだけでなく、その上の安全性が重視される。そこに重点を置き、サービスを開発した。便利な「ネコポス」と「フリル」の合体は話題を呼ぶだろう。


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