ファーストリテイリングが新会社「株式会社ウェアレクス」を設立
モバイルやクラウドなどのテクノロジーの活用を強化する
ファーストリテイリングとアクセンチュアの合弁会社となる予定

新会社設立で新しい買い物体験の実現を目指す

株式会社ファーストリテイリング（以下「ファーストリテイリング」）は9月1日付で、新会社「株式会社ウェアレクス」（以下「ウェアレクス）を設立した。新会社は、アクセンチュア株式会社（以下「アクセンチュア」）との間で締結済みの合弁会社設立に関する契約に基づき、今後ファーストリテイリングとアクセンチュアの合弁会社となる予定だ。

ファーストリテイリングは新会社を設立し、モバイルやクラウドなどのテクノロジーの活用を強化することで、既存のビジネスモデルのデジタル化を推進、実店舗とデジタル店舗の境なく、ユーザーがどこでもファーストリテイリンググループの商品を選択、購入、受け取りができる、新しい買い物体験の実現を目指す。

ファーストリテイリングは、ユニクロを中核ビジネスとして、ジーユー、セオリー、コントワー・デ・コトニエ、プリンセス タム・タム、J Brandなど複数のブランドをアジア、欧州、米国などで展開中だ。消費者向けのサービスにおけるデジタルイノベーションの実現に向けて6月15日にアクセンチュアと協業していくことを発表し、同時に将来的に合弁会社を設立することを目指すとしていたが、わずか3ヶ月足らずで合弁会社となる新会社の設立となった。

また、新会社では消費者向けサービスにおけるデジタルイノベーションを推進する、ITエンジニアの採用・育成活動を積極的に進めていく。まずは国内を中心に約50名体制で事業を開始し、将来的にはグローバル規模でのビジネス拡大を目指すという。