電子商取引などに関するアルゴリズム開発を行っている人工知能ベンチャーをグーグルが買収

ディープマインドを買収することで合意

検索サービス大手のGoogle(グーグル)が、人工知能(AI)開発に関するベンチャー企業であるDeepMind(ディープマインド)を買収するという。ディープマインドは買収に関して既にグーグルと合意しており、買収額は約4億ドルに達すると推測されている。

ここ数年のグーグルはAI分野に注力しており、今回の買収は、グーグルCEO兼共同創業者であるLarry Page(ラリー・ペイジ)氏が中心となって行われたのではとされているとのこと。

電子商取引などを対象としたアルゴリズムを開発

2012年創業のディープマインドは、電子商取引やゲームなどを対象としたアルゴリズム(問題解決のための手順)の構築を行っており、機械学習とシステム神経科学における双方の良い部分を融合させることで、パワフルな汎用性のあるアルゴリズムを構築することを事業目的として標榜。

また、創業メンバーの1人であるDemis Hassabis(デミス・ハサビス)氏は、かつて13歳でチェスの世界で天才として活躍した人物で、37歳となった現在は、ゲーム開発、神経科学者、AI専門家としても知られているという。