10万円、1日で動画が完成！

世界中のトップクリエイターが集う動画制作プラットフォーム「Crevo(クレボ)」を運営する Crevo 株式会社(以下、Crevo)は、一律 10 万円、最短 で 24 時間以内に納品可能なテンプレート動画制作サービス「Crevo Lite」の提供を開始したと発表した。

「Crevo」は、世界中のクリエイターと動画を制作したい企業を繋ぐ、クラウドソーシングを活用した新しい動画制作プラットフォーム。「あらゆるものを動画化し、動画活用の裾野を広げる」をミッションに掲げ、動画を活用したビジュアルコミュニケーションの活性化に取り組んでいる企業だ。世界 105 の国と地域で活躍する 2,000 名以上の優秀なクリエイターを束ねることで、質の高い多彩なクリエイティブ表現を提供している。

今回発表された新サービス「Crevo Lite」はユーザーが提供する写真や素材をCrevoが提供するテンプレートに合わせて動画を作成するというもの。指定の期限までに素材を入稿すれば、最短で 24 時間以内に納品が可能だという。価格はテンプレート利用料と編集費を含めて一律 10万円だ。

「Crevo Lite」を活用すればプロモーション費用を抑えながらブランドイメージを形成できる。Crevoは活用例として、「アパレルやインテリア雑貨などの製品紹介」や「スマートフォン向けアプリの紹介」、「採用活動等に利用する企業紹介」などを挙げており、プロモーション費用をかけずに、対象の特徴や動作環境などを伝えるのに最適なサービスだと言えよう。

この低価格は、多国籍な動画クリエイターと国内の動画クリエイターが分業して作業を行うことで実現した。海外の動画クリエイターがあらかじめ制作したテンプレートを活用して、国内の動画クリエイターが写真や素材を編集するため、低価格、短期間でサービスを提供できる。

今後は店舗向けや旅館・ホテル向けのものをはじめとするテンプレート素材の充実を進め、低価格帯の動作制作から高品質な動画表現まであらゆる顧客ニーズに対応できる制作体制の強化を図っていくという。

今回「Crevo lite」が提供されたことにより、これまで大手企業が中心だった動画広告の利用範囲が、中小企業にまで広がった。動画広告はテキストや写真のものに比べ理解しやすくオリジナリティも発揮しやすいため、ブランディングに活用しやすい。ECサイトにおいても商品説明や、購入方法の説明などに動画を利用することで、競合サイトとの差別化を図ることができるだろう。購買率を高める施策の一つとして動画の導入を考えてもいいのではないだろうか。