広がるアマゾン決済、コレカゴも導入で会員獲得促進!

ECのミカタ編集部

Amazonログイン&ペイメント利用範囲さらに拡大!

NHN テコラス株式会社(以下、NHNテコラス)が提供するネットショップ構築サービス「コレカゴplus」は、総合オンラインストアAmazon.co.jp(以下、Amazon)のアカウントを利用して簡単に商品が購入できる「Amazonログイン&ペイメント」導入サービスを2016年1月13日に提供開始することを発表した。なお、先行申し込みは、11月19日より開始している。

「コレカゴplus」はお客様をファン化し、リピート率をアップできるショッピングカート構築サービス。特徴として、購入者のプロフィールに合わせたデザインの出し分けや販売促進の設定ができることや、マルチデバイス対応、Google Analyticsでプロフィール情報を組み合わせた売上分析・アクセス分析ができることなどが挙げられる。

今回「コレカゴplus」に「Amazonログイン&ペイメント」が導入されたことで、サイトの利用者は「コレカゴplus」により構築されたネットショップから「Amazonログイン&ペイメント」を利用し、Amazonアカウントを利用した商品購入ができるようになる。つまり、Amazonアカウントに登録されている購入時に必要な情報(住所・支払い情報など)の利用を許可することで商品購入時の手間を簡略化させることができ、利便性が向上するのだ。これに伴い、コンバージョンアップも期待される。

さらに、会員登録に関しても、商品購入時のAmazonアカウント情報を利用して簡単に登録できるため顧客の会員化を促進できる。これにより、今まで以上に「コレカゴplus」が提供している会員向けサービスを活用するできるようになるという。具体的には「コレカゴplus」の会員向けセグメント機能や販促機能を用いた商品ページ・バナーの出し分け、会員限定のセールやクーポン、会員ランクに応じた割引などが活用でき、リピート顧客の増加が見込める。

Amazonログイン&ペイメントの利用範囲が拡大している。Amazonログイン&ペイメントを導入すると商品購入時の手間が簡略されたり、会員登録を促しやすくなる等、購入者とネットショップの双方にとってメリットが大きいと言える。Amazonとしても、先日プライム会員限定で音楽配信を始めるなど、会員向けのサービスを充実させる動きが高まっている。Amazonプライム会員が増えることは、結果、Amazonのヘビーユーザーが増えることを意味し、ひいては、Amazonログイン&ペイメントの利用者増にも繋がることだろう。Amazonの積極的な取り組みからは、日本のEC全体の売り上げを底上げさせる、そんな気概のようなものを感じるほどである。今後の動向にも注目が必要だろう。


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