物流の作業効率化でAmazonFBA活用「SHIPPInno」
運営者の肩の荷が降りる、効率的な自動出荷システム
Webサービス事業を展開する株式会社Webの匠(以下、Webの匠)は、総合オンラインストアAmazon.co.jp(以下、Amazon)が提供するFBAマルチチャネルサービス向けのASPサービスとして、自動出荷システム「SHIPPInno(シッピーノ)」を12月9日より本格展開すると発表した。
Amazonが提供するFBA(フルフィルメント・バイ・アマゾン)マルチチャネルサービスは、オンラインサイトや実店舗、オンラインショッピングモール店舗など、様々な販売経路で行われる商品の出荷・配送・在庫管理をAmazonが代行して運営する物流サービス。
「SHIPPInno」は、このFBAマルチチャネルサービスを利用するEC事業者に向けたASPサービスで、様々なECサイトで発生する注文を自動で取り込み、Amazonのフルフィルメントセンターから人の手を介さずに商品の出荷が行えるようにするサービスとなる。
ネット通販において物流は切り離せない。FBAを活用して効率化
時に店舗の信頼を大きく左右する出荷業務。慎重さと綿密さが必要で、出荷作業には膨大な時間が費やせられる。Webの匠は、「SHIPPInno」を利用することで、EC事業者の「受注管理業務」や「発送管理業務」を自動化し、人的コストの削減、時間コストの削減など、効率的な店舗運営が実現すると同サービスのメリットを挙げる。
さらに「SHIPPInno」は、24時間365日の出荷作業の自動化を実現。また、注文の発生から出荷指示までを最短10分で完結するため、購入者への商品到着までの時間を短縮し、顧客満足度の向上にもつなげられるとのこと。同サービスは、国内主要モールで利用されるネクストエンジンと連携が可能で、今後は対応モールの拡大を予定している。
商品の保管・注文処理・出荷・配送・返品に関する業務は、Amazonが代行。さらにAmazon以外からの受注・発送のシステムは、「SHIPPInno」が自動化。つまり、FBAに商品の在庫を預ければ、商品の物流をすべて丸投げできることになる。なんとか商品の出荷管理を効率化したいと考えるECオーナーは、このシステムの導入を検討してみてはいかがだろうか。「SHIPPInno」は、最短3営業日で運用を開始できる。判断さえ早ければ、年末年始の商品出荷にも間に合わせることが可能だ。