Amazonサイバーマンデー決着、63万点を販売

ECのミカタ編集部

Amazon1日の最高売り上げ達成

総合オンラインストアAmazon.co.jp(以下Amazon)は、12月8日から12月14日の一週間、「本気のビッグセール!サイバーマンデーウィーク」を開催した。タイムセール商品の注文はなんと約63万点以上!また、サイバーマンデーウィーク開催中、Amazon.co.jpサービス開始以来、一日の売上記録も更新したという。

2015年のサイバーマンデーウィークのタイムセールでは、数量限定の商品を揃えるだけでなく、昨年を大きく上回る商品数かつ豊富な在庫を求めやすい価格で提供した。その結果2015年のサイバーマンデーセールの売り上げは、2012年のセール開始以来、最大となった。

特に人気が高かった商品は、一眼レフカメラなどの家電やパソコン、洗剤やおむつなどの日用品、食料品、ジュエリーなど。また注目すべきは、16万円の4Kテレビがセール開始2分で完売、ほかにも230万円のダイヤモンドネックレスや、10万円以上の高級ビジネスバック、50万円を超える腕時計などの高額商品の購入もあったということだ。

本気のビッグセール!サイバーマンデーウィーク

サイバーマンデーセールは米国のオンライン通販業界ではホリデーシーズンのセールを開始する日でもあり、ネットショッピングが一年で一番盛り上がる日としても広く知られている。日本でも冬のボーナス時期であることや年末に向けて消費が急増することから多くの通販サイトでセールが行われている。これを受け、Amazonでは12月の第2月曜日を日本版の「Cyber Monday」として記念日申請し、2012年に日本記念日協会に認定されている。今回はセールの最終日の12月14日(月)が日本版サイバーマンデーとなった。

もともと12月はクリスマスや年末に向け消費が増加する時期ではあるが、サイバーマンデーという一種のイベントとなったことで、より消費が促されたのかもしれない。Amazonのサイバーマンデーセール開始から4年目の今年、セールとしても過去最高、1日の売り上げとしても記録を残したことからも、サイバーマンデーという米国の文化が日本でも定着し始めているように感じる。ハロウィンの仮装や独身の日の盛り上がり、そしてサイバーマンデーと海外の文化を自国流に取り入れるのは日本の特技とも言える。今後も海外のセールやイベントが日本で爆発的に普及する可能性は大いにある。海外展開をしていないECショップであっても、これらの情報は敏感に収集する必要があるだろう。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事