Crayonの決済多様化でスマホでのEC開設が身近に!

利根川 舞

記者の論点:初心者が立ち上げたサービスであっても、幅広い決済ができることで、結果を出しやすくなったのは大きい

Crayonに日本郵便ファイナンス総合決済サービス追加

 株式会社ハンズ(以下「ハンズ」)と日本郵便ファイナンス株式会社(以下「日本郵便ファイナンス」)は、「日本郵便ファイナンス総合決済サービス」をハンズが運営するアプリだけで簡単にネットショップを構築できるサービス「Crayon(クレヨン)」における標準決済サービスとして提供を開始した。

「Crayon」はアプリだけで本格的なホームページが作成できるサービスだ。パソコンが必須のホームページ作成サービス・ソフトウェアが多い中、パソコンを所有しない中小事業者が増えているというが、「Crayon」では毎月1,000以上の新たなホームページが開設されており、ネットショップ機能を追加することで、ネットショップを作成することができる。

今回の日本郵便ファイナンスとの契約で、多様な決済手段が導入可能になった。クレジットカード、コンビニ(オンライン)・ペイジーなどさまざまな決済手段を一括で導入可能なうえ、代金については日本郵便ファイナンスがとりまとめて支払うため、現金回収の煩わしい作業も軽減できる。

これらのように、専門的な知識がなくとも、決済システムの導入・便利な機能の利用が可能となった。また、アプリ内のほか、EメールやQRコードから決済画面へリンクすることも出来る。初期費用・月額固定費無料のプランも用意されているため、簡単に支払い手段を追加することができるのも魅力的だ。

さらに、日本郵便ファイナンスが提供するオンライン決済を利用することで、販売店舗・購入者共に安心してクレジットカード等のオンライン決済も活用することができ、全国の中小事業者のビジネスを後押しすることが可能となる。

パソコンを使わずにネットショップを作成することができる上に、今回の連携によって、多様な決済手段が導入可能となった。スマートフォンだけでネットショップを開くサービスは他にもあるが、ただネットショップを開くだけでなく、他にもコンテンツが欲しい場合、実店舗のホームページがメインでネットショップも同時に利用したいという場合、「Crayon」であれば気軽に作成することができる。パソコンは苦手だけれども、スマートフォンなら使える!という方は少なくない。「Crayon」はそういった人々の救世主となるに違いない。


記者プロフィール

利根川 舞

メディア編集部
ロックを聴きつつ平安時代に思いを馳せる文学人間。タイムマシンができたら平安時代に行きたいです。
ライブハウスやフェス会場に出没しては、笑って、泣いて、叫ぶ姿が目撃されている。ACIDMANや10-FEET、ROTTENGRAFFTYが大好き。

サービスやその場の雰囲気がイメージしやすくなるような記事を書いていきたいと思います。

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