月額3万円でMAを導入。高いから無理はもう古い
マーケティングオートメーション導入に対する障壁をなくす
現在、「マーケティングオートメーション(MA)」の必要性、重要性が叫ばれているが、なぜ必要なのか、どうして重要なのかということについて、理解が不足している人が多いのが現状である。そして、何よりも日本の企業の大多数を占めるベンチャー起業・中堅企業などで金銭的に導入することができないという大きな壁があるのだ。
そのような現状を打開すべく、月額3万円からのMAの導入・運用支援・コンサルティングサービスをグリードナーチャリング株式会社(以下「グリードナーチャリング」)が提供している。
グリードナーチャリングは、オープンソースのMAからマルケトをはじめとする大手MAツールを、クライアントのマーケティングニーズや企業規模によって使い分けて、月額3万円からMAの提案・導入支援を行ってきた。これにより、MAへの理解や会社規模に囚われずに、企業が最先端のMAツールを使って企業活動を行う支援が可能となっている。
そのグリードナーチャリングが今回、世界最大級のマーケティング専業ベンダーの日本法人である株式会社マルケト(以下「マルケト」)とMAの導入支援で業務提携に合意したことが発表された。
マルケトは2006年に米国で創業して以来、マーケティング専業べンダーとして世界39か国、4500社以上の企業にサービスを提供。2013年の日本法人設立以降、MAの分野で日本のリーディングカンパニーのひとつとして、成長の著しいベンチャー企業、中堅・大企業を中心にMAの導入を進めてきた。
低コストからMAの導入支援を行うグリードナーチャリングと、高度な機能を持つMAツールを提供するマルケトが業務提携することによって、今MAが抱える課題の解決と市場活性化を図る。
グリードナーチャリングとマルケトの施策とは?
具体的には、グリードナーチャリングの導入支援によりMAを体感し、更なる高度な機能を使用したいと感じた際には、マルケトをはじめ高機能なMAツールを提供する企業を再度紹介する。
また、マルケトのMAを導入後にユースケースの創出等運用面で難航する企業に対し、グリードナーチャリングが運用支援を行う。
これによって、規模に関わらず、あらゆる企業がMAに触れる機会を創出できるようになる。両社は今後もMA市場の活性化、さらにはマーケティング力・営業力のある日本企業の増加に努めていくという。
MAについて、「高いから導入できない」、「そもそもどういうものなのか、いまいち理解できない」。そういう人は少なくないはずだ。しかし、MAを提供する株式会社シャノンが行った「国内 BtoB マーケティングの意識・課題や現状」についてのアンケート調査では61%がMAの導入効果があったと回答している。また、73%の人がMAの費用対効果を把握できたと回答している。
それほど、効果を感じている人がいるのだから、「わからないから」で終わらせてしまうのではなく、まずは、MAについて理解を深めることが重要だと言える。もちろん、MAについてに限った話ではない。EC業界には数多くのサービスがあるため、売上を上げ、店舗を成長させるためにも、EC業界にまつわるサービスを知ることが大切だ。