物流倉庫の助っ人「サウザー」があなたの相棒になるかも

ECのミカタ編集部

追従運搬ロボット「サウザー」とは

 物流業界の人手不足は深刻だ。人手不足を解消していくためには、物流の現場が老若男女にとって働きやすい環境に変化していく必要がある。しかし実際に、物流倉庫での作業というのは、女性やシニア世代にとって重労働であり、なかなか参入しにくい業界なのではないかと思う。

 そこで、そんな環境を改善し、物流倉庫や工場等での運搬業務において更なる「人の作業負荷軽減」および「コスト削減と生産性向上」を目指すことを目的に開発されたのが、移動ロボットの開発を行っている株式会社Doog(以下、Doog)が開発した追従運搬ロボット「サウザー(THOUZER)」である。
 
 今回Doogは「サウザー」を広く社会へ提案し、社会へ貢献していくことを目指していくために、株式会社タナックスと業務提携をすると発表した。

コスト削減生産性向上だけじゃない「サウザー」の魅力

 荷物を運搬する際に、今までは手押しの台車を使用することが主流であるかと思う。しかし手押しの台車はそれなりの力が必要であったり、坂道や凹凸な道での使用が難しく、慣れていない人にとっては使いにくく感じる部分があった。しかし人の運搬作業を補助することができる「サウザー」は、①追従 ②無人ライン走行 ③衝突回避といった3つの機能を兼ね備えていることで、誰でも簡単・安全に扱うことができるロボットなのである。

①追従
 人や台車を認識して自動追従するだけでなく、その追従する「サウザー」にまた別の「サウザー」が追従し、複数連結ができることによって搬送力がさらに向上し、一度に多くの荷物を人の手ではなくロボットによって運ぶことができる。また幅80センチの狭い通路でも自動追従が可能なので、多様な場面での活躍が期待できる。

②無人ライン走行
 簡単に敷設・撤去できるラインを地面に敷くことで、「サウザー」がそのラインに沿って無人でも自動走行ができる。人手が足りない物流現場にて「サウザー」が活躍してくれることは、作業効率が上がるだけでなく人件費もかからず、一石二鳥ではないだろうか。

③衝突回避
 「サウザー」には、人や台車を自動認識して自動追従ができる機能も備わっている。なので、思わぬ事故を未然に防ぐことができ、労働環境の改善にも貢献してくれるはずだ。

 「サウザー」の導入方法はとても簡単で、ボタン操作だけですぐに動かすことができ、また、荷台が簡単に作り変えられ、既存工程へ柔軟に対応できることも特徴の一つだ。そして、レーザセンサの活用により、昼夜を問わず追従運搬性能を発揮でき、屋内のみならず屋外での使用や小雨の場合でも動かすことができる、多様環境に対応した実用性は魅力的ではないだろうか。

ロボットが変える物流の未来

 冒頭でも述べたが、少しでも物流業界の人口を増やすためには、「物流業界で働きたい」と思っている女性やシニア世代の方が積極的に働ける環境作りが必要だ。そのためには重労働をなるべく回避することはもちろん、現場の安全を確保していくことも必要だろう。そこで、「サウザー」を利用することは、物流倉庫のコスト削減につながるだけでなく、物流現場での思わぬ事故に人が巻き込まれないような環境をつくることにも貢献してくれるはずだ。

 つまり「サウザー」に期待できることは、コストや労働環境への良い影響をもたらすということだけではなく、老若男女問わない作業者を積極的に募れるような環境作りが行えることで、物流業界に活気をもたらしてくれるのではないかということ。「サウザー」によって物流の未来が変化していく、そんなことを期待せずにはいられない。

「サウザー」詳細動画はこちら

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