熊本地震風化させないで、Yahoo!で継続的な支援
Yahoo!ショッピング 熊本地震復興支援
熊本地震発生から1か月が過ぎた。様々な企業が復興に向けて支援に乗り出すものの、未だ避難生活を送っている人は多く存在している。復興に向けての道のりはまだ長く、”継続的”な支援が必要だ。
そんな中、ヤフー株式会社(以下、Yahoo!)が運営するインターネットショッピングモール「Yahoo!ショッピング」は、ユーザーが対象商品を購入することで、熊本地震に対し、1点につき10円の応募ができる「Yahoo!ショッピング 熊本地震復興支援」のサービスを開始した。
このサービスの利点は、ユーザーが自ら特別な手続きをする必要がないこと、1点につき10円という支援金はユーザー負担ではないということ。そして、支援金対象商品の品揃えも豊富かつ、日ごろ「Yahoo!ショッピング」で売れ筋の商品を取りそろえているので、ユーザーは通常の買い物の中で自然と”継続的”な支援をすることができる。
対象商品は、「Yahoo!ショッピング」商品ページ上で、商品価格の下に”10円募金”の緑のアイコンが表示されるので要チェック。その他、10円募金対象商品ではなくとも、被災地のEC店舗から商品を購入することもできるので、そういった形での支援も被災EC店舗の力になるはずだ。
今回の取り組みで集められた支援金については、全額Yahoo!基金を通じて非営利団体へ寄付される。
継続は力なり、ECで繋ぐ被災地への声
地震発生後、すぐに様々な業界が被災地に対する支援を行い、その都度大きくメディアで報じられた。しかし、その支援が単発的なものであっては、きっと意味がない。震災を”風化させない”ためにも、冒頭でも記したように、継続的な支援を行っていくことが、本当の意味での支援なのではないかと思う。
そして、今回Yahoo!が魅せた震災に対する動きは、”継続的な支援”の手段としてECも可能性を秘めているということを教えてくれた。モールは、ただ買い物をする場として終わらず、被災地にエールを送ることができる場でもあるのだ。
インターネットで買い物をすることにより支援を行うことができるのであれば、私たち消費者もプレッシャーを感じることがない。EC業界が行う被災地への支援を利用し、想いを継続的に届けていこう。”継続は力なり”だ。