ECが賑わう?グリニッジ「ウルトラASP」が楽天に特化
「ウルトラASP for 楽天市場」とは?
ECサポート事業のグリニッジ株式会社(以下、グリニッジ)は、「ウルトラASP for 楽天市場」の提供を開始した。
「ウルトラASP」は、ネットショップの売上アップを低コストに実現する、店舗運営支援ツールであり、導入店舗数は2,000店舗を超えている。機能は、ネットショップの商品ページに注文状況やレビューなどを表示させることで、賑わい感を演出する。また、注文後に自動でメールを送信するなど、ショップの運営を支援するためのツールを各種取り揃えている。これを利用することにより、「安心感」「売れている感」「ひとけ」「パソコンの向こうに人がいる感」を表現することができる。
今回、「ウルトラASP」が楽天市場 RMS Service Squareに採用となり、「ウルトラASP for 楽天市場」として提供が開始された。既存の「ウルトラASP」は、楽天・ヤフー・自社サイトと複数のモールで利用されることを前提にしていた。しかし、「ウルトラASP for 楽天市場」は、楽天市場に出店しているショップ向けに特化したことで、より簡単に、より低コストでひと気ツールの利用が可能となった。
「ウルトラASP for 楽天市場」で選ぶことができるサービスは、9サービスだ。今後も続々追加される予定だが、現状では、注文状況や新着レビュー、ランキング表示などが勢揃いしている。さらに、きめ細かいサービスを実現する自動返信メール機能も利用することができる。
料金に関しては3つのプランがあり、どのプランも最初の30日間が無料である。プランを紹介すると、ますは「エントリープラン(月額3,000円)」だ。このプランは、手軽にスタートしたい人向けであり、最大2ツールが利用可能となる。次の「スタンダードプラン(月額5,000円)」は、グリニッジのおすすめプランであり、最大4ツールを利用することができる。最後の「使い放題プラン(月額10,000円)は、使い倒したい人向けである。全9ツールが利用可能で、今後追加される新サービスも制限なく利用することができる。なお、金額は全て税抜きで表示している。
ECに賑わい感があると人が集まる・・・?
今回の「ウルトラASP for 楽天市場」について、グリニッジの担当者は次の通りに話している。「長年にわたりご提供してまいりました「ウルトラASP」を、楽天に出店されるより多くのショップ様にご利用いただくべく、「ウルトラASP for 楽天市場」を再構築いたしました。楽天に特化したことで、管理画面もよりシンプルに、料金プランもお気軽にお試しいただける形となっておりますので、是非お試しの上、ショップの潜在能力を最大化していただければと思っております。」
筆者がネットショップで見かけたレビューでの話になるが、そこでは、いかに「ひとけ」が重要なのかを痛感させられた。その中身は、要約するとこんなものだったからだ。レビュー投稿者は、自分の友人の話題をあげ、その友人は、ネットショップに賑わい感が出ていたことがきっかけで購入。事実、その店で購入したことに満足していることを伝え聞いたことで、自分もまた、その店に訪れたところ、自分もまたその賑わい感に魅せられ、友人と同様、自分も購入してしまった、と。
やはり、賑わい感があるネットショップは話題となり、購入する気が無いユーザーでさえも、何かの商品を購入する現象が起こる。そういった意味でも、「ウルトラASP」の存在は必要であり、今回は楽天で特化したこともあり、低コストとなっている。この存在により、ネットショップに今以上に賑わい感が出て、ユーザーが集まることだろう。