ECが発信!“世界に一つだけの商品”をユーザーに贈る

ECのミカタ編集部

自分の名前が入っている特別な商品

 ユーザーに特別感を与えるために、ECでは何ができるだろうか。特別感を感じてもらうことができれば、ユーザーはずっとそのECを使い続けるはずだ。やはり、人間「自分だけ」というと特別感を感じ、嬉しさが増す。その方法として、「名前入り商品」がある。以前、ECのミカタで化粧品に関するアンケート(https://ecnomikata.com/ecnews/9549/)を実施した際、ECで購入する理由に「名前が彫刻できたから」という声があった。自分の名前が彫刻していることにより、世界に一つだけのかけがえのないものに変わる。

 名前入り商品の例を2つ紹介する。1つ目は、イヴ・サンローランのリップである。リップは化粧品として欠かせない存在であり、かつ、持ち歩く女性が多い。そのような欠かせない持ち物に自分の名前が入っていたらどうだろうか。イヴ・サンローランのECでは、ブティック限定で「ルーシュ ヴォリュプテ シャイン」に名前やメッセージ、記念日などを刻印することができる。イヴ・サンローランは、それを無料で提供している。

 もう一つは、マイ箸だ。箸に名前が入っていることは多く、見たことがある人や使っていたことがある人が多いだろう。ようこそ.comでも名前入りマイ箸を提供している。これは、「環境のためにもマイ箸を持とう」という想いが形となったものだ。普段、よく見かける名前入り箸は、平仮名で書かれているものが多いのではないだろうか。マイ箸の文字は、平仮名・カタカナ・アルファベットの大文字である。アルファベットは斬新で、オシャレ感があるとも言える。名前が入っていると、ますます持ち歩きたくなり、マイ箸率が高くなるのではないだろうか。

カラーミーショップの「名入れ機能」の詳細!

 商品に名前を入れる機能が備えられているのが、GMOペパボ株式会社が運営するカラーミーショップだ。カラーミーショップは、ネットショップを運営サービスであり、これを導入する店舗が多い。このカラーミーショップに、「名入れ機能」がある。名入れ機能とは、商品ページごとにテキスト入力フォームを設置し、商品への刻印用に名前やメッセージを指定できる機能である。

 名入れ機能がただ単に文字を入れるだけではなく、時には字体を変えたり、メッセージを入れたりと多様性がある。やはり、1人1人のユーザーによって“特別感”が違うため、全てのユーザーを喜ばせるためには、ユーザーの願いを叶えることが重要である。もしかしたら、その名入り商品が大切な人へのプレゼントであるかもしれない。その大切な想いを素敵な商品に変えてくれるのが“名入れ機能”である。

 名入れ機能は、カラーミーショップのレギュラープラン以上で利用することができる。レギュラープランというと、価格が高くなるイメージだが、それに間違いは無いが、レギュラープランになるとネットショップ運営をバックアップすることが可能だ。次のステップに行くためにも、レギュラープランとなり、名入れ機能を導入してみてはいかがだろうか。

 ECは、ユーザーの顔を見ながら接客することはできないが、この名入れ機能のようなECにしかできない“特別感”を与えることができる。自分の名前がモノに入っているだけで嬉しくなり、持ち歩くようになる。その“特別感”を求めてECで購入するユーザーのためにも、このような特別なサービスを誕生させれば、よりユーザーに愛される店舗となることだろう。


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