bento.jp、デリバリー代行「kaukul」サービスを運用開始

ECのミカタ編集部

ベントー・ドット・ジェーピー、オンデマンドデリバリー代行サービス「kaukul」サービス開始
ECサイト事業者から商品を預かり、最短30分で商品を届けるデリバリー代行
「kaukul API」、「kaukul for Stores」の2つのサービスパッケージを用意

ECの即配ニーズに応える、オンデマンドデリバリー代行サービス

株式会社ベントー・ドット・ジェーピーは、オンデマンドデリバリー代行サービス「kaukul (カウクル)」のサービス開始を4月10日に公開した。

同社は、お弁当のオンデマンドデリバリーサービス「bento.jp」(http://bento.jp/)を運営しており、同サービスのリリースから1周年を迎え、試験導入した店舗で利用者の客単価が通常の4倍に伸びるなど、店舗売上への貢献実績を積み、今回のサービス開始へと踏み切った。「kaukul」(https://kaukul.jp/)は、小売店、飲食店、ECサイト事業者から商品を預かり、最短30分で商品を届けるデリバリー代行サービス。デリバリーエリアは、渋谷区・港区・目黒区・世田谷区・新宿区の都内5区からスタート。順次、対応エリアを拡大していくとのこと。

EC事業者の商品に「最短30分で届ける」という価値を付加

「kaukul」には、2つのサービスパッケージが用意されている。ひとつは、これまで数日かかっていた商品の配送を最短30分~数時間で届ける機能が導入できるインターフェース「kaukul API」。既存ECへの付加機能として利用できることはもちろん、ECプラットフォームのアドオンとして利用できるような開発もしていく予定とのこと。もうひとつは、デリバリースタッフを抱えることができない小売店や飲食店にオンデマンドデリバリー機能を提供する「kaukul for Stores」。「kaukul」では、年内に100社以上への提供を目指しているとのこと。

EC商品の配送に求められるスピードがどんどん加速すると同時に、こうした即日配送サービスの価値も高まっていく。消費者にとってサイトでの『30分配送』という謳い文句は魅力的に映ることは間違いない。さらにこのサービスは、利用者が届けて欲しい時間に配送されるため、配送の確実性という優良な循環を生む。5エリアからのスタートということだが、特に食品を扱うEC事業者は、その拡がりを期待するのではないだろうか。


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