ダイエー、3時間内宅配「アッシーくん」の提供店舗を拡大

実験導入していた宅配サービス「アッシーくん」を本格始動
100円〜200円（税別）の提供価格で、3時間以内に商品を自宅までお届け
2015年内にサービス提供店舗を15店舗まで拡大する予定

店舗で購入した商品を3時間以内に配達、「アッシーくん」15店舗が順次導入

イオングループの株式会社ダイエー（以下、ダイエー）は、これまで、浦安駅前店、塚口店、三宮駅前店、グルメシティ今津店、グルメシティ北鳴尾店で実験導入を行っていた配達サービス「アッシーくん」の導入店舗を拡大し、2015年度内に約15店舗とすることを発表した。

「アッシーくん」は、店舗で購入した商品を利用者の自宅まで配達する会員制サービス。従来のダイエーの配達サービス「クイック配達」300円（税別）に比べ、個口数制限なしの100円〜200円（税別）と提供価格も安くなり、配達希望時間帯の指定も可能。また、受付から6時間内だった所要時間も半分の3時間内お届け（店舗から半径2km圏内）となる。導入店舗は、6月30日に開始する東京都板橋区の成増店をはじめ、赤羽店、碑文谷店など、約15店舗を予定しているとのこと。

ネットスーパーに力を入れるダイエーだが、もちろんリアル店舗でのサービス強化も忘れていない。宅配のサービス拡充は、忙しい主婦にとっては嬉しいニュースだ。3時間内とした所要時間短縮は、夕食に間に合うし、持ち帰りを考えて戸惑った商品も購入できるようになる。同サービスの提供には、配達員数の増強や他社との物流サービス連携が必要となるが、運営するネットスーパーの人気が導入店舗拡大へと踏み切らせたのではないか。